男の性を手玉に取る!「温泉混浴ツアー」詐欺の実態とは!

  by 丸野裕行  Tags :  

どうも、特殊犯罪アナリストの丸野裕行です。

最近でもよく耳にする”温泉混浴ツアー”。眉唾もののツアーじゃないか……と疑ってはみる一方で、「いや、本当だったらどうしよう……」などと考えてしまう。男は、なかなか男の性に勝てないものです。

そんな”温泉混浴ツアー詐欺”の実態について、過去にニセ温泉混浴ツアーを取り仕切っていたというH氏(57歳)にその手口について聞いてみました。はたしてそのやり口とは?

温泉混浴詐欺に騙される男は一定数いる

丸野(以下、丸)「僕には信じられない世界観なんですが、本当に騙される男っているんですか?」

H氏「男の性ってのは、哀しいものでね。特に中年になれば、嫁さんには相手にされなくなる、風俗ってのでは満足できない。でも、若い女の柔肌を抱きたいし触れたいわけだよ。そんな中年男の欲望につけ入ってしまうのが、温泉混浴ツアー詐欺なわけ。実にくだらない詐欺なんだけど、必ず毎年引ってしまう男どもが複数いる」

丸「正直バカですよね」

H氏「その通り。こんなマニアたちは本当に風俗遊びに飽きてる。そこで寝取られ願望のある特殊性癖を持ったコミュニティがある掲示板・SNSに様々な書き込みをして、連中のご機嫌をうかがう。そういった掲示板を連中は絶対に閲覧しているから」

丸「どんな内容のものを書き込むんですか?」

H氏「そうだねぇ、具体的だよ。《今度、妻を連れて温泉バスツアーに参加します》とか《混浴温泉に彼女を放置するので弄んでください》とかね。鼻息を荒くして、コメントを書いてくるよ」

サークルは実在するらしい……その思い込みを突く

丸「実際には存在するツアーなのでしょうか?」

H氏「あるにはあるみたいだね。純粋に混浴を楽しむサークルが……。そこの真似をしたサイトを作ってる」

《H氏が話したカモを吊り上げる注意書き》

【当温泉混浴サークルの注意】
当温泉混浴サークルとは、主宰管理者と共に純粋に混浴温泉をエンジョイするためのもので、18歳未満の男女、および学生の参加を禁じています。

・登録するためには当混浴サークルが会員を募っているマッチングアプリに登録して、身分証明と年齢認証を確認させていただきます。

・当混浴サークルの主宰管理者は、妻子を持つ一般人です。会社員をしておりますので、ご質問等の対応が遅れることがありますが、ご了承ください。ですが、主宰管理者が不在のときでも、混浴ツアーは開催中です。その場合は、信頼のできるツアー会社に委託しておりますので、安心して温泉混浴をお楽しみください。

・当混浴サークルには、単独女性や既婚女性も数多く登録されていますので、ツアー中の動画撮影、写真撮影は厳しく禁止しております。当混浴サークルのサイトやSNSに、主催した画像等は一切利用しておりませんので、ご安心ください。

・当混浴サークルでは、女性からの旅費やバス代、宿泊費、飲食費などは一切受け取っていませんので、参加する男性で均等負担していただいています。当混浴サークルは、事前にツアー費用を徴収しておりますので、ご協力をお願いいたします。

・当混浴サークルは、身分証明と年齢認証のために指定したマッチングアプリシステムを採用しておりますが、当混浴サークルとマッチングアプリが連携しているというわけではございません。

丸「へ~、しっかりと作り込んでありますね」

H氏「昔の悪名高き出会い系サイトを作ってた連中の残党がサイトを作っているし、パクるのなんて簡単だからね。それに連中、マッチングアプリで集客する方法も知ってる。アプリに落とし込んで、そのあとにツアー代をパクる。2段階でもうけるわけ。情報は、名簿屋に売るし、1粒ならぬ2粒で3度おいしいよね。サイト専門のSE、ライターなんてのも『ココナラ』とか『indeed』、『ランサーズ』なんかで安く集めてきてるよ。」

サイトTOPに並ぶ扇情的なクリックボタン

H氏が立ち上げたというサイトを見ると、《大人気混浴風呂ガイド》、《混浴参加者募集掲示板》、《一緒に温泉混浴サークルのSNSでつながりませんか?》などという非常にマニア心をくすぐる扇情的な言葉が並んでいます。

丸「こんなに人気の混浴温泉があるんですか……」

H氏「ほら、コロナ禍で温泉街が廃れまくった。そんなときに、苦肉の策で混浴温泉を取り入れた街もあるんだよ。表立っては、ファミリーで露天風呂を楽しんでくださいってのが売り文句だけど、実際は温泉内でのそういった行為を認めていたり、AVメーカーに貸し出したりね。背に腹は代えられないってことだよね」

そのほか、サイトには《数々の成人雑誌に掲載されています!》や《楽〇トラベルも推薦!》などという文言が入ったエセ雑誌記事のスクショが並びます。

リアルな体験談でお客を集める

H氏「あとは体験談。リアルな体験談をサイト内に書き込んだり、ニセのトラベルツアー会社のサイトに書き込んだりね。《すごくよかった、、素晴らしかった! あんなこともこんなことも……このツアー会社はヤバい!》なんて文言が躍ってると、男どもは色めき立つ。バス代金と旅館宿泊費、夕食代などの女の分も面倒みて、参加費用15万円。参加当日にはバスターミナルで待っていても全くそんなバスはやってこないという情けない詐欺だよ」

H氏は、昔は実際にツアーを開催したことっもあるそうです。でも面倒になってきたから、名前を変えて詐欺ツアーを行っていたとのこと。ツアー開催をしたときには、隠しカメラを仕掛けて、その模様をネット販売していたといいます。なんとか1度の出来事で複数の儲けを出したい……その欲には辟易してしまいました。

あなたも自分の欲望に負けてこのような手口にひっかからないように気をつけてください。

※使用されている写真はあくまでイメージです。記事内の詐欺手口とは関係ありません。
(C)写真AC

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』やその他有名週刊誌で執筆、『プレジデントオンライン』の待機中。 『丸野裕行の裏ネタJournal』や『初めての不動産投資マガジン』のポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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