現在、京王プラザホテル(東京・西新宿)では、謎解き宿泊プラン「時をつなぐホテルと届くはずのない手紙」を開催中です。メディア向けのイベント体験会が開催されたので体験してきました。
■公式サイト:https://www.keioplaza.co.jp/event/nazotoki/ [リンク]
【BLACKlabel】時をつなぐホテルと届くはずのない手紙
この謎解き宿泊プラン「時をつなぐホテルと届くはずのない手紙」は、体験型コンテンツ「リアル宝探し」の企画・制作・運営を手がける株式会社タカラッシュと京王プラザホテルがコラボレーションした企画です。4月にプランを開始後、多くの好評価を得て11月30日(水)まで延長に。
それでは体験です。ホテルチェックイン後、冒頭の写真のようにカウンターで謎解きキットを受け取り、まずは宿泊予定の客室へ。
ちなみに京王プラザホテルは、東京都庁の前、新宿副都心のど真ん中にあります。これから始まる壮大なストーリーにぴったりの舞台でしょう。
これが謎解きキット。これを手がかりに自分自身が物語の主人公として実際にホテル館内を探索・手がかりを集めて謎を解くという“体験型宿泊プラン”ということで、単に謎を解いて泊まるだけでなく、謎解きの世界に没入することができるという新しいホテルの楽しみ方を提供しています。
実は<あまり館内を映したくない>関係上、こちらはイメージ写真になりますが、今回の謎解きは、この写真のようにホテル館内をめぐるものになります。ゲストは謎解きキットをもとに展開されるストーリーに沿って館内を実際に探索して、物語の主人公として謎を解いていきます。
今回の謎解きは、タカラッシュが提唱する難易度の高い「takarush BLACK LABEL」のカテゴリーに位置づけられ、それほど謎解きが得意ではない筆者にはヒントがなければ相当難しく、時間を要するものでした(想定プレイ時間は3~5時間以上)。ちなみにリフレッシュしたい場合、宿泊者が全員利用できる「リュクスラウンジ」というラウンジがあり、実際に行ってみると、謎解きを体験中のゲストの姿も。ここでは、スターバックスのコーヒーもいただけます(ただし、持ち帰りは1人一杯まで)。
また、「リュクスラウンジ」とは別に、今回のプランでは館内利用券(お 1人につき3,000円相当のクーポン)が付いています。夕食・朝食いずれに使用することもOKですが、謎と格闘していたため食事をせずバーへ。新宿副都心の夜景を見ながら解く謎も、雰囲気満点でおすすめです。
高難易度の謎解きのため、残念ながら筆者は最後までは完遂しませんでしたが、隠された手がかりをもとにホテルならではの場所をめぐり、不思議な物語の謎を解き明かすこの謎解きプランは、非日常の空間とリアルな体験の両方を味わい、謎を解くに連れて浮かび上がっていくストーリーの輪郭に驚き、参加者全員が盛り上がれると思いました。京王プラザホテルを舞台に繰り広げられる物語の世界に入り込む没入感、そして謎を解き明かした時の達成感に期待してほしいとともに、場所柄、東京観光のハブにもなりますので、秋の旅行の選択肢のひとつとしていかがでしょうか。
■ストーリー プロローグ
今朝、郵便受けを覗くと、手紙が届いていた。あて名は「清子(せいこ)」。わたしのおばあちゃんだ。いつもは笑顔で手紙について話してくれるのに、今日は神妙な顔をしたと思えば自室にこもってしまった。しばらくして様子を見にいくと、なんとおばあちゃんがいなくなっていた。「手紙の差出人はおじいちゃん。『京王プラザホテルで待っている』って。わたし行ってくるわ。」と書き置きを残して。この手紙は本当なら届くはずがない!おじいちゃんは、わたしが生まれる前に亡くなっているのだから…。お母さんに「おばあちゃんが心配だから後を追ってちょうだい。」と言われ、わたしは京王プラザホテルへと赴くことになった。わたしが向かった先に待ち受けていた、ちょっと不思議な物語とは…?
■謎解き宿泊プラン「時をつなぐホテルと届くはずのない手紙」(takarush BLACK LABEL)詳細は、公式サイトまで。
宿泊プランページ:https://www.keioplaza.co.jp/event/nazotoki/ [リンク]
お問合せ・ご予約:(03)5322-8000【宿泊予約直通】