日本の旅番組をニューヨークでパソコンで見る、ああ、いい時代だ。
焼酎に興味のない私でも聞き覚えのある「森伊蔵」の蔵元を訪ねる番組だった。いい名前だ、森伊蔵。かつての銘柄は「錦江」。鹿児島県の錦江湾からのものだろうがインパクトに欠ける。
「森伊蔵」はやはりネーミングが大ヒットに繋がったと思う。焼酎を口にしたことのない私でも飲みたくなる。
ヒット商品にはこのネーミングが大事である、もう一回大事である。
芸名に関しても、最近つとにご活躍あそばす壇蜜嬢も本当にインパクトのある良い名前である。ご自身が葬儀関連の会社に勤めていたこともあり、それを忘れない意味で壇蜜を芸名にしたとのことだが、そういう心がけもたいしたものだと思う。
基本的に衣服をパラパラ脱ぐ女は好ましいとは思っていないが、この壇蜜には魅力を感じる。
調理師免許を持ち、英語の教師免許を取得していたり、日本舞踊名取であったりする、これにも驚きである。
何もこれらの副産物があるから誉めているわけではない。それらのことを知らなくてもなぜか魅力を感じたのだ。それで検索にかけると『ああ、やっぱりね…』と奥の深さを確認できた。
改めて思うのは、世の中に出るのは実力も能力も努力も必要だけど、名前と言うもので大きく成功を左右することがあると思う。
森伊蔵と壇蜜、これらの名前の力が大きな成功をもたらしていると考えるが、しかし、凄い名前からのパワー炸裂の力を見せつけられて、大いに勉強かつ参考になるネーミングである。
画像:from flickr YAHOO!
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