浜田雅功「僕が何かの査定で出た時は最終回やと思ってください(笑)」 MBS/TBS系人気番組「プレバト!!」がこの秋10周年

  by ときたたかし  Tags :  

7日(金)、MBS/TBS系全国ネットの人気番組「プレバト!!」(毎週木曜よる7時放送)のMCを務めるダウンタウンの浜田雅功と清水麻椰(MBSアナウンサー)が、番組開始10周年を記念して報道陣の取材に応じた。

「プレバト!!」は2012年10月にスタートしたバラエティー番組で、俳人・夏井いつき先生の俳句をはじめ、水彩画、色鉛筆、消しゴムはんこ、スプレーアート、ストーンアート、トーストアートなど、さまざまなジャンルの査定で芸能人の隠れた才能を発掘。このほど番組が新しいステージを迎えるにあたり、放送開始以来10年、初の取材会が実現した。

「久しぶり!この感じ(笑)」と報道陣の前に現れたMCの浜田さんは10周年について、「10年もやっていたか、という感じですね。あっという間で」とコメント。「(番組は)今の俳句に落ち着いていますけど、始まった時は試行錯誤しながらいろいろなことをして。今ですから」と開始当初のことを述懐。印象に残った出来事は「最初の1年」だったそうで、「梅澤(富美男)さんにわけのわからんマントを着させたり(笑)。そんなことがあったんですよ」と、人気番組の変遷を振り返った。

その梅宮さんをはじめ、Kis-My-Ft2さんなど、番組内で意外な才能を見出された芸能人も多数おり、「アイドルの彼らが頑張っていますよね。特待生や名人クラスになっていますので、すごいなと」と才能を絶賛する浜田さん。「横尾(渉)はもうすごい、二階堂(高嗣)は最近頑張っている。芸人さんもやり出したら真面目。みなさん頑張ってほしいと思います」と期待を込める一方、もしも自分が査定されるなら?の問いには「これね、言われるんですけど、僕が何かの査定で出た時は最終回やと思ってください(笑)。これだけ人にあれこれ言っておいて、たぶん僕は全部才能ナシだと思うんです」と自己分析。「俳句は難しいですからね。みなさんレベルが上がっていますから。これに出るって自信があるものは、みなさんにやらせているわりに僕は自信はないですね(笑)」と控えめの浜田さん。ただ、「“絵”は多少、自信があります。色鉛筆、水彩画は満を持して、ですかね(笑)」と、都度話題に上がる絵の“才能”に自信を見せた。

ちなみに、ダウンタウンのコンビとしての40周年については、「あっという間だったと思いますよ。そんなにやっていたのかなと思います」と語る浜田さん。「節目節目で何周年とか歌手の方はやられていると思いますが、ウチは1回もないんですよ。節目ではコマ劇場で歌と芝居とか、シャレっぽくやりたかったんですけど、そういうことはなく(笑)」と残念がっていた。「プレバト!!」は、毎週木曜よる7時放送中。13日は3時間スペシャル。

写真提供:MBS

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo