気軽にジントニック風のノンアルカクテルができる「GINO」でいろいろ作ってみた!

  by 古川 智規  Tags :  

CREATOR BOX INC.は、ノンアルコールジントニックを手軽に愉しめるノンアルジン「GINO(ジノ)」を、2022年9月20日(火)より公式オンラインショップで販売している。
要はアルコールが含まれないので、ジントニック味のシロップということになる。いったいどういうものなのか、飲んでみたのでレポートする。

同社は2020年に日本初の客席付き移動型バー「BAR TRUCK MEDIA TLUX (バートラックメディア・トラックス)」をオープンし、渋谷・二子玉川・横浜のエリアで3店舗を運営している。この店舗で近年の健康志向の高まりやノンアル飲料の人気、あえてお酒を飲まないライフスタイルを選ぶ中で、イギリス発祥と言われる本格ノンアルコールカクテル「モクテル」のメニューが人気だ。

「GINO(ジノ)」はお店でしか味わえなかったノンアルコールジントニックを、気軽に自宅で味わうことができる。ジンの原料、ジュニパーベリーをふんだんに使うことでジン特有の爽やかな香りを最大限に高め、ノンアルコールにも関わらずお酒のジンのような飲み応えを実現した。またジントニックには必須の「トニックウォーター」がなくても、炭酸水を加えるだけで本格的なノンアルコールジントニックが完成するお手軽さも兼ね備えている。
瓶には代表的なレシピや原材料が列記されているが、確かにアルコールはないので名称はシロップだ。

まずはストレートの状態を観察してみる。色はピンクグレープフルーツよりも少し暗い感じで、このまま飲んでみると甘さよりも苦み、それも見た目のグレープフルーツの苦みではなく確かにジンやトニックウォーター系の苦みが感じられる。このままでも飲めないことはないが、やや濃いのでやはり何かで割って飲むほうが良いだろう。

果汁100%のオレンジジュースで割ってみた。ベースがジンならばオレンジブロッサムというカクテルになる。ジンのアルコール度数をオレンジジュースで調整できるが基本はジン1に対してオレンジジュース3だ。しかし本品はアルコール度数を気にする必要がないので、純粋に味で割合を決められるのが楽しい。大人向けには苦みを効かせて1:1にしてみるとか、子供向けにはオレンジジュースを多めにするとか、家族で楽しめそうなノンアルカクテルだ。

ジンをコーラで割ればジンコークというカクテルだ。見た目はもうコーラの色で分からなくなっているが、味はきっちりと主張しているのでこちらも好みに合わせてレシピを調節すればよい。

ここまで飲んできて、気が付いたのはこの苦みやシロップとしての甘みは紅茶に合うはずだということである。ペットボトルの無糖ストレートティーで割ってみると、これが不思議なことにライムの味と香りが際立ってきた。これはどこかで覚えのある味だ。タイではいつでもどこでも出てくるライムティーによく似ている。あのレモンとは違うライムのさわやかさと紅茶の渋みが何とも言えない味わいを出すのだが、本品を入れるとそもそもがシロップであるために砂糖を入れる必要はなく、ほんのり苦みがきいて大人の美味しいライムティーに仕上がっていた。

アルコールではないので、気分やアイデアで合わせる飲料は無限なのが楽しい。あなただけの毎日飲み続けることができるカクテルを開発してみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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