青汁王子のYouTubeでエンリケのダサい白いブラウス姿の”演出”を見る。この動画を見て青汁王子の地頭の良さを知り、エンリケの信じられない稚拙さを知ることになる。
今回のこの動画は例のシャンパンサロンで死亡者を出した事件ではなく、週刊文春の記事でエンリケの夫が手掛ける『買取パートナー』が出資法違反の疑惑と返金トラブルが報じられた件だった。
そもそもエンリケは自分の会社でありながら、実情を全く理解しておらず、インスタのＤＭにより自分自身の会社の経営トラブルをフォロワーを介して知ることになったと青汁王子に伝えていた。
…………………………………………………………………………………………………….
えっとですね、前からずっと思っていたのですが日本では売れっ子キャバ嬢、もしくは元カリスマキャバ嬢のYouTube が結構人気というので、どれどれふむふむと見たことがあったのですが、だいたい自分たちの自宅を映し、特注で作らせたであろう棚にこれでもかと思う程のブランド品を”陳列”され、これ見よがしにお見せになるのですよ。これね、ある意味、社会悪に思っていました。
お金って稼ぐのに大変な思いをするのですよ。それなのにメディアで『二日で一億稼ぐ』の言葉が踊っていますが、確かに支払いは目を剥く程に高額だそうです。フツウの人が行けるよなキャバクラではなく、あぶく銭で稼いだ人たちが大金を落とす水商売の場所なのでしょう。まぁ、こういういい方は妥当かどうかわかりませんが、反社の人達のお金もかなり流れているでしょう。少なくとも額に汗して労働した対価を使うような場所じゃない！
エンリケは未熟で、見栄っ張りで、自分を大きく見せたがるようなので、キャバ嬢上りで経営者を名乗りたがるのですが、この人、2020年３月にテレビでインタビューを受け「絶体絶命の経験はあるか？」の質問に『絶体絶命』を知らなかったのですよ。それでいて、その当時のインタビューで「一部上場の会社の社長になりたい」と言っていたのです。世間を舐めていますね。
青汁王子との質疑応答では、頭の悪さを露呈して、青汁王子に「経営者に向いていない」と一喝されていましたが、『エンリケ社長』の名前だけ一人歩きさせて、全部夫に任せきりだったのでしょう。その辺を青汁王子は全て見透かしているので、青汁王子がエンリケに問う、企業経営の内情や、このトラブルへの対処の返答が彼女からひとつも的を射たものが返ってこないことに、不信感を抱いているようでした。
筆者はニューヨークに住んでいるのですが、今やアメリカも日本も情報に時差なしです。日本のことは即、知ることが出来ますし、日本に住んでいなくとも日本のことはしっかりわかります。
エンリケと対極にある人物として、吉本所属で『山形住みます芸人』のソラシドの本坊元児がいます。この人物を知った時、心がえぐられました。大阪吉本から東京所属になるはいいが、芸人の仕事はほぼゼロでガリガリの体でメインの仕事は肉体労働。本人はもう芸人で目も出ないし、不本意な肉体労働で生きていくのに疲れ果てて死相すら出ていたように見えました。
それが山形に移り住み、『半農半芸』で地域に溶け込み、収入も安定したようだし、何より芸人としての仕事も山形ではキチンと出来ているので精神面もおちついたようです。直近の関西テレビ『マルコポロリ』にゲスト出演され、見た目の印象が大きく変わり、生き方が充実しているのを目で確認出来て嬉しかったです。農業で収入を得るのも凄い労働によるものです。芸人仲間の何人かも応援してくれているようです。
こういう実直な人間の生き方が筆者には心地よくて、エンリケのようなあぶく銭の稼ぎ方を心から嫌悪していたので、結局、こういう詐欺のような事件を自分の会社が起こしていながら、自分は知らない、夫が全て関与して、自分は被害者づらする姑息さ、みっともなさ。
なんだかパリやローマにこの夏飛んで、ファッションショー等の夢世界を見せつけて、ナオミ・キャンベルとのツーショットをSNSにあげたりし完全に違うステージにいるのに、青汁王子から被害者に自分のお金から戻す方がいいと促されると、自分のお金は夫に億単位で貸しているのにお金がないと言い出す始末です。そりゃ、青汁王子からいぶかしがられますよ。
エンリケファンの方々は個人の自由ですよ。ただ、彼女に憧れてキャバ嬢を目指すとしたら未来は危ういと思いますよ。人生は堅実が良いんですよ。
それにしてもエンリケの頭の悪さを指摘してあげる人がいなかったのも不幸でした。青汁王子の言う『経営者向きでない』がすべてです。
