【発売直前レビュー】 歯が立たないとはこのためにあった言葉なのか?サクレのフタバ食品が「あんバタークッキーサンド」を 9月26日から新発売!

  by 古川 智規  Tags :  

フタバ食品は、甘みと塩気でやみつきになると近年話題のグルメ、“あんバター“をアイスにした「あんバタークッキーサンド」を、2022年9月26日(月)より新発売する。

話題の「あんバター」をアイスしてしまった。サクレで有名な同社の製品としてはなかなかの異色だ。構造は、中央に粒あんを入れたバター風味アイスを、バタークッキーでサンドしたもの。

最大の特徴はバタークッキーにフランス産発酵バターを使用したこと。そこかよ!とも思うが、ともすればサンドするクッキーはあくまでも「最中の皮」扱いなのに、ここに総力(でもないかもしれないが)を集中してきたところに、バターの名を冠するにふさわしい意欲を感じる。

さて、開封してみると見た目は普通だ。アイスがクッキーにサンドされている。確かにクッキーは香ばしいくそれだけで美味しそうだ。

そしてかじってみた瞬間に「しまった」と感じた。小豆バーと同様に深層に潜むあんが硬いのを忘れていた。そう、凍ったあんに文字通り「歯が立たない」のだ。本品の正しい食べ方は「冷凍庫から出して室温で少し放置して、柔らかくなったところでかぶりつく」だ。

仕方がないので少し溶けるまで放置して再度歯が立つかどうか挑戦。するとどうでしょう!大粒の小豆と甘いあんがアイスとともに口に広がり、濃厚でどこまでも甘さが続く…と思ったらそうではない。確かな塩気を感じる。スイカに塩を振りかけて食べるのと同様に、甘さにマッチする塩気をプラスして感じる甘みはどんどん増すのだが、甘いだけではなく塩気も感じるよ絶妙な構造に脱帽だった。
夏は終わりを告げるが、短い秋に紅茶や緑茶でゆったりと過ごす秋の夜長をお楽しみいただきたい。

※写真はすべて記者撮影

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