絵本作家・イラストレーターの日隈みさきさん(@hino_kuma_)が、レーザーカッターを使用した障子にはめ込む作品をTwitterで発表。9000近いRTと約66000の「いいね」を集めており、「かわいい」「おしゃれ」「レーザーカッター欲しくなった」といった反応が続出しています。
レーザーカッターで障子にぐいっとはめ込むようなものを作ってみた。
えーかわいーー pic.twitter.com/ti9nyWgai3— 日隈みさき (@hino_kuma_) August 15, 2022
雲や花、鳥をモチーフにした作品には、「現代の組子障子」といった声があったほか、「はめ込むだけなら賃貸でもいける」「季節や気分でいろいろ変えられる」というようなメリットを挙げる意見も寄せられていました。
動画はないんですが、レーザーカッターが頑張って働いてる様子です!この横で私はポップコーン食べてます🍿 pic.twitter.com/iWpLIwvjLr
— 日隈みさき (@hino_kuma_) August 16, 2022
レーザー光を当てることで切断加工などが可能なレーザーカッター。日隈さんによると、この作品の製作に使っているのはsmartDIYs(スマートディーアイワイズ)の『FABOOL Laser Mini』。2016年にクラウドファンディングサイト『READYFOR』で6000万円の支援を集めて話題となった製品で、レーザーパワーが1.6Wと3.5Wの2種類から選択できるため、切断と彫刻のどちらにも対応できます。
日隈さんは作品に厚さ2.5mmのMDF(中密度繊維板)を使用。キュートな図案から絵本作家としてのセンスを感じることができます。
夜、外から見るとこんなです。くっきり!
MDF材2.5mmを使ってます。ちなみにこれは、夕暮れ時に空を支配するムクドリの大群柄🐦🐦🐦🐦🐦 pic.twitter.com/i39B3Jtw04
— 日隈みさき (@hino_kuma_) August 16, 2022
夜に外から障子にはめ込まれたムクドリの大群柄が浮かび上がる様子は、粋な印象。「素敵」「欲しい」という反応のほか、「猫が障子を破る対策になりそう」といった声もありました。
ツイートに多くの反応があったことについて、日隈さんは「ぽっと出たアイデアですが、ここから何か新しい楽しみがうまれて、だれかの暮らしがより明るくなったらいいな、と思います」と話してくれました。最近ではレーザーカッターが使えるファブスペースがあるので、自分で作ってみるというのもアリかもしれません。
※画像はTwitterより
https://twitter.com/hino_kuma_ [リンク]