「どんどん休んで」「当然の事を告知しないといけない世の中」 さいたま市消防局「救急隊に食事の時間を!」ツイートに感謝や労いの反応集まる

さいたま市消防局は、2022年7月26日に「救急隊に食事の時間を!」と救急隊が連続出場で休憩や食事を摂れていないため、コンビニエンスストアなどで飲食物などを購入することがあると告知。公式Twitter(@Saitama_Shobo)の同様の内容のツイートは、40000以上のRTと約100000の「いいね」を集めています。

【救急隊に食事の時間を!】
救急出場が続くと、救急隊が消防署に帰れない時があります。そんな時は、出場できる体制を取りつつ、救急隊がコンビニ等で飲食物を購入し食事をする事がありますので、ご理解をお願い致します。

さいたま市消防局警防部救急課の担当者によると、「現在、新型コロナウィルス感染症や熱中症の患者が増加しており、救急出動が増加しています」といい、一日の出動回数が約300件に達することもあると話します。「通常、救急隊は消防署に戻って食事や休憩の時間を取りますが、連続出場の増加のためにコンビニなどで飲食物を買う場合もある状況です」と、告知に至った経緯を説明します。

ネットでは「食事くらい美味しいものをゆっくり摂ってほしい」「どんどん休んで」「早くちゃんと休める体制になるといいのに」といった声が多数寄せられていたほか、「一部からクレーム入るのかな?」と疑う反応も見られました。

担当者によると「(クレームの)電話やお問い合わせがあった事実はありません」とのことでしたが、「そんなに下手に出なくていいよ」「当たり前の事を周知しないといけない世の中が間違っている」という意見も多く上がっています。いずれにしても、日頃から人命を預かる仕事をしている救急隊への感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。

救急隊に食事の時間を!(さいたま市)
https://www.city.saitama.jp/001/011/014/002/002/p090392.html [リンク]

※画像はTwitterより
https://twitter.com/Saitama_Shobo [リンク]

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営。ネット、メディア、カルチャー情報を中心に各媒体にいろいろ書いています。好物はホットケーキとプリンと女性ファッション誌。

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