しっぽがピンと立っちゃってますよ! 恋するあまりツンツンしちゃうネコ巫女のマンガに「めっちゃかわいい」の声

『狼の皮をかぶった羊姫』(ストーリアダッシュ)が連載中で、キュートなケモミミのキャラクターに定評のあるミトさん(@mitokuma)がTwitterなどでマンガ『クラスメイトに恋するツンデレにゃんこ』を発表。好きな人を前に素直になれないのですが、言葉と裏腹に態度には出ていて……という姿に「めっちゃ可愛い」「ツンデレをデレデレにしたい」といった声が集まっています。

神社に住む金髪碧眼で巫女服の猫の女の子。境内の掃除中に「なっ、なんでアンタがここにいるのよ! わ…わたしはここが家だから…。ああもうっ、とにかく最低!」とツンツン返してしまいますが、訳すると「わーわー、初めて私服見た!最ッ高、かっこいいよ〜、神様ありがとおおお」。しっぽがピンと立っているあたり、心の声が隠せてませんね!

別の日。「うわっ、だからなんでウチの神社に来るのよ! はぁ!?おみくじ?アンタに大吉なんて出るわけないじゃない!」と憎まれ口。ですが、男子がわくわくしながらおみくじを引こうとする後ろで「うおおおおお大吉出ろォォォ」と神楽鈴をシャンシャン鳴らしているのでした。

ミトさんによると、この猫の女の子の名前は”スズ”。「素直じゃない恋する美少女を描いてみようと思った」のがきっかけとのことですが、「金髪碧眼の女の子が巫女さんだったら魅力的なのではないか、と実家を神社にしました。寺社には女の子が神秘的にもかわいくも存在できる場所として魅力があるなと考えています」と話します。

猫を実際には「飼ったことがない」というミトさんですが、「かまってほしい時だけ傍に来たり、会うたびに機嫌が変わっていたり、興味がなかったら反応しなかったり……そういうイメージがありますね」といい、スズについて「実は健気なタイプ。でも恋してるがゆえに照れでおかしな態度に出てしまっている不器用さを描きたくて、それが猫の気まぐれ部分のようだとかわいいなと思って描きました」と語ってくれました。

ツンツンした態度と裏腹の心の声がしっぽに出ているところが読者のハートを掴んだこのマンガ。ミトさんは「たくさんの方に作品を読んでいただけたこと、お言葉をいただけたこと本当に嬉しく思います。少しでもスズの事を好きになっていただけたのならとても幸せです」といいます。

なお、ミトさんが「自分の大好きを詰め込んだマンガ」と話す『狼の皮をかぶった羊姫』は2022年7月29日に単行本第3巻が刊行予定。「描きおろしをたくさん描いたので読んで頂けると嬉しいです」とのことなので、気になる人は『ストーリアダッシュ』で無料で読める1〜2話をチェックしてみてはいかがでしょうか。

『狼の皮をかぶった羊姫』(ストーリアダッシュ)
https://storia.takeshobo.co.jp/manga/hitsujihime/ [リンク] 

※画像はTwitterより
https://twitter.com/mitokuma [リンク]

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営。ネット、メディア、カルチャー情報を中心に各媒体にいろいろ書いています。好物はホットケーキとプリンと女性ファッション誌。

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