肉マニア必食!京都にある予約が取れない「肉料理かなえ」の破壊力がすごい!

  by 丸野裕行  Tags :  

どうもグルメライターの丸野裕行です。

京都は肉祭りが開催できるほど、名店がひしめき合っています。>その中でも筆者が舌を巻くほどうまい店を厳選してご紹介したいと思います。

そのお店が『肉料理かなえ』さんです。このお店は、祇園のクラブのママ行きつけで上質のお肉を十二分に味わえると評判になっているんですね。このお店は予約が非常に困難で、あきらめてしまうお客さんもいるといいます。

とりあえず、肉料理がとてつもない破壊力を誇っている『肉料理かなえ』さんは笑顔が素敵なママと大将(ご兄妹)のお二人が看板になっているお店です。京都市役所近くの木屋町通り沿いを少し歩くとある名店。2018年ごろにオープンしてからというもの、お客さんが料理の映えぶりに一気にSNS等に投稿。それが注目されてからというもの予約が困難になってしまったんですね。

コースは13,000円のおまかせコースのみ

入り口は割烹料理店のような外観。店内に入っても余計なものは一切排除されている東京の鮨店のような雰囲気。照明も非常に落ち着いていて、カウンター席と4人座れるテーブル。完全予約制のおまかせコースのみで、あとはアラカルトを注文するといった感じです。

カウンターに座り、いつもSNSにあがっている妹さんの兄である大将の仕事を砂かぶり席で拝見したいと思います。このお店は、全国各地から取り寄せた厳選黒毛和牛を食べさせてくれるということで期待値MAX! それぞれの各部位の味を活かすために、非常に丁寧な技が光ります。

読者のあなたも味の感想とともにその画像を楽しんでいただければと思います!

しょっぱなから肉好き殺しの逸品が!

着席して、数分で肉割烹の一品目が登場!

・タン刺身

もうほとんどピンクといってもいいほどのサシの入りよう! 美しい、美しすぎる極上タンです。口に入れるとじっくりと脂が溶け、山葵と大徳寺納豆の昆布ソースが混然一体となっているお味。最後にほんのりと辛みがピリッとしたに残る、タンのはかなさがなんとなく哀しくなってしまいます。

・サーロインのかいわれ大根巻き

とろっとしたサーロインの生肉とシャキッとしたかいわれ大根の芸術点が高い歯ごたえ。さらに薄切り奈良漬けにぷちっとしたフィンガーライムのコラボも非常にいいですね。こりゃうまいわ。幾重にも折り重なった旨さと辛み、甘味のハーモニーには脱帽ものです。

さらに続く肉の刺身三昧

この幸せがどれほど続くのか、もう食事開始30分で正気じゃいられなくなってきました。

・ハツ刺身

角のたった新鮮なハツのぷりっと触感と意外に歯ごたえがある口当たり。ビールにもよく合うベストマッチング感を、添えられたショウガとネギのソースが盛り上げてくれる。毎日でも晩酌で食べたくなるような極上の刺身でした。

・赤身刺身

神々しいほどのサシが入った赤身肉を生でいただける幸せ。これもすべて、お店が新鮮なお肉しか扱っていないから……。舌にのせると消えてなくなるような溶点の低さ。高級和牛が持っている肉のうまみを存分に発揮してくれます。

泡醤油、トリュフオイル、卵黄、芽ネギで食べる度に変化を楽しめる。

・ミノ湯引き

酢よりも旨味エキスの割合が強い自家製のポン酢がかかったこの逸品は、歯ごたえよし、歯切れよしで旨すぎる。いつも食べている焼肉店のミノではなく、ポン酢の上品さと隠し包丁の小憎い配慮がたまらない。さらに、ネギをふんだんに使ったソースには圧倒されるほどのこだわりを感じる。

ボリュームたっぷりのメインへと突入

刺身三昧を終えて、ビールを2杯、グラスワインも空けてしまったので、少し小腹が空いてきた。その頃合いで出てきたのが驚くほど肉々しい代物だったのです。

・イチボ焼き

レア感が強いイチボのステーキにバルサミコ酢をかけて、後味さわやかに仕上げたイチボ焼き。断面からは鮮やかで美しいピンク色が見て取れます。口に運ぶと叩いた春菊のほのかな風味。これがイチボの脂を穏やかに中和してくれるところがうれしい。刺身で疲れた後半戦にご褒美のようなステーキでした。

・ステーキサンド

超絶高級なステーキサンドは迫力満点。まるで4Dで映画を見ているような大迫力! 肉質がじっとりと柔らかいので、ふかふかのパンと見事に調和しています。食べ進めると、しば漬けと大分から取り寄せた蘭黄卵を使った自家製マヨネーズの味が! 自宅に持って帰りたくなるような旨さです。

天にも昇るような煮込み料理

刺身も食べた、焼き物にも満足した、お次はどんなものが出てくるのかと思いきや、絶品煮込み料理2品が筆者を待ち受けていました!

・タンシチュー

このお店の名物であるタンシチューはシチュー部分が見えないくらいゴロっと大きめのタンが入っています。歯を使う必要もなく、舌だけで噛み切れる圧倒的な柔らかさ。ほろっとしていて、旨味がギュッと凝縮している! 添えられた米粉パンととろりとした舌触りのマッシュポテトとの相性はバツグン!

・特製カレー

締めくくるのは、じっくり時間をかけて煮込んだ特製カレー! 煮込まれているのは数種の野菜とブイヨン、そこにこれでもかとぶち込んだお肉がたっぷり。家庭では絶対に味わえない美味しいカレー。3食これでも大丈夫!

いかがですか、このお店の肉の破壊力! 最後は、できたてのミルクジェラートで試合終了! いやはや、幸せとはこのことです。

予約が取れない名店ですが、あなたも根気よく電話をかけてくださいね!

店名:『肉料理かなえ』
住所:京都市中京区上樵木町500-5 アカーザ木屋町 1F
TEL:050-3177-2977
営業時間:17:00~22:30(LO.22:00)
定休日:木曜日

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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