ケバブはケバブでも、生地に包んで食べるドネルケバブだけがケバブじゃあない。もちろんドネルケバブも絶品だが、徹底的に肉を楽しみたいならヨーグルトを添えて食べるイスケンダルケバブも絶品だし、ただ単に肉だけを食べるストレートなケバブもヤミツキ度がヤバイ。
ケバブを極めるためにポテトは重要
だがしかし、ケバブを極めたいならば『サライケバブ大久保駅前店』(東京都新宿区百人町2-23-1)のポテト丼を食べるべき。ケバブを極めるのにポテト!? と思うかもしれないが、間違いではない。ケバブを極めるためにポテトは重要。
お店もみずから「普通のケバブじゃ足りないそんなケバブマニア」向けであると断言している。ポテト丼、まさにケバブを極めし猛者が食べるべき神グルメフード。
とろとろチーズがかけられたケバブ
『サライケバブ大久保駅前店』で食べることができるポテト丼は、かなりの大ボリューム。今回テイクアウトしたのだが、手渡された瞬間からズッシリと重量を感じるほどデカ盛り。帰って開封してみると、中にはたっぷりのとろとろチーズがかけられたケバブが入っていた。
ライスの代わりにフライドポテト
ケバブの肉はチキンやビーフなど好きなものを選べるが、今回はミックスをオーダーしたため肉全種類が入っている。そんなトロトロチーズがたっぷりとかかった肉の下には、大量のフライドポテトが敷かれている。そう、ポテト丼は、ライスの代わりにフライドポテトが入っているケバブ丼なのだ。
旨味と旨味の協演が生じるポテト丼
濃厚で芳醇なチーズがケバブに浸透して一体化。それをフライドポテトとともにガツガツ食べる。フォークではなく箸を渡されるので、箸で食べるケバブ。たまらなく絶品。何が良いかって、太めのフライドポテトがチーズケバブをしっかり受け止めて、旨味と旨味の協演が生じている点。
店主はわかっている。チーズや肉には、細めのフライドポテトより、太めのフライドポテトのほうが相性が良いのよ。他の食材のテイストを受け止める面積と体積が多いからね。さらにジャガイモ由来の甘味と旨味も多い。これ、ヤミツキになる。ヤバイ。
大久保はケバブを食べに行くところ
JR新大久保やJR大久保駅の近くには、韓国料理店やインド料理店、パキスタン料理店、ネパール料理店など、様々な国の料理が堪能できるレストランがあるが、筆者は「大久保はケバブを食べに行くところ」という印象が強い。特にポテト丼、最強すぎる。
店名: サライケバブ大久保駅前店
住所: 東京都新宿区百人町2-23-1