西友の「1週間1万円チャレンジ」レシピで簡単かつ美味しいおかずや酒の肴を自炊してみた!

  by 古川 智規  Tags :  

家計の実態調査によると91%が日頃から節約を意識しており、3人家族の1週間の平均食費は16,288円であるらしい。所得が上がらなくても食べるものは食べないといけないので食費は掛かるものだが、ここを抑えようと西友が提案したのが「1週間1万円チャレンジ」だ。同企画は家族用なので、安く簡単に作れるレシピをピックアップし、お一人様用のおかずまたはお酒のおつまみを作ってみた。
最近はあまり使われないが「エンゲル係数」を下げることはできるのか?簡単に楽しく美味しいものを作って食べてみた。

カツオのさっぱりぽん酢マリネ

同プロジェクトのホームページには1週間分毎日2食のレシピが公開されてる。
「カツオのさっぱりぽん酢マリネ」は金曜日の昼食として紹介されている。
材料は2名分として次の通りだ。

かつおのたたき(食べやすく切る)250g
にんにく(すりおろし)1と1/2かけ
【A】オリーブオイル、レモン汁各大さじ1
【A】ぽん酢大さじ1と1/2
【A】砂糖小さじ2
粗びき黒こしょう、パセリ(ドライ)各適量

まずはサクで売られているかつおのたたきを切る。それだけだ。

そこにレシピの【A】表示がある調味料を全部入れ混ぜる。なお記者の場合、基本的には目分量でどの料理も多めに作ってある。

しっかりと混ざったら皿に盛り、粗びき黒こしょうとパセリをかけておしまい。それらしくなっただけではなく、本当に美味しい刺身とはまた違う本格的な逸品料理になった。

よだれサラダチキン

水曜日の昼食として紹介されている「よだれサラダチキン」は、サラダ用の蒸し鶏を使用して作るので調理というようなものはない。材料は2名分で次の通り。

サラダチキン×3パック国産鶏使用 プレーン(ななめそぎ切り)2パック
【A】長ねぎ(みじん切り)15㎝
【A】にら(みじん切り)1/4束
【A】にんにく(チューブ)1㎝
【A】しょうが(チューブ)1㎝
【A】白いりごま 適量
【A】焼肉のたれ 大さじ2
【A】豆板醤 小さじ1
【A】ごま油 大さじ1
【A】水 小さじ1/2
ラー油 適量
白いりごま 適量

調味料が多いが、家庭にあるもので代用ができればそれでもいいし、省いても構わない。まずは長ねぎとにらをみじん切りにする。慣れている方には何でもない作業だが、普段料理をしない方にはここで面倒だと思われるかもしれない。
そんな時は少し良いナイフを使ってみると面白いように切れるので試していただきたい。写真の包丁はのモリブデンバナジウム鋼を使用したプロ用だ。医療用メスにも使用される素材なのでさびにくく耐久性がある。研ぎにくいのが難点だが、このような素材を使用した刃物で研がなければならないほど使用すれば寿命と考えても差し支えない。きっと料理が上手くなったような気がするはずだ。

みじん切りにした長ネギとニラを【A】表示の調味料と合わせて混ぜる。これがタレになるので味を見て調味料を加減するのもいいだろう。実はこれだけでもお酒のおつまみには十分だ。

サラダチキンを電子レンジで約1分間加熱する。指定は2パックだが、記者は3パック使用した。

サラダチキンを食べやすい大きさに切って器に盛り、作っておいたタレ、ラー油の順にかけ、好みでさらに白いりごまを振ると出来上がり。
こちらも電子レンジだけを使用したとは思えないなかなか本格的な一品ができた。

想像力次第

今回はレシピ通りの材料を用意して作ったが実際には使わなくても問題ない、あるいは他で代用可能な調味料もあるので、作り手の想像力次第でどうにでもなるレシピだ。よって人数によっては余った材料を二次利用して別の一品を作ることもでき、本来の目的である「節約」は大いに可能だ。
料理初心者にこそチャレンジしていただきたい簡単メニューだ。

※写真はすべて記者撮影

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

Twitter: jj6tje

Facebook: jj6tje