一説によると、東京・浅草に1910年(明治43年)に開店した中華料理屋の来々軒が日本初のラーメン店。それから110年以上が経過して、中華や和食の枠を超えたラーメン文化が日本では定着しており、人気店の海外展開が話題になることも増えました。
とはいえ、日本人を満足させるだけの一杯を出す店を国外で見つけるのは、まだまだ簡単ではない模様。ベルギー在住だというTwitterユーザーが、「欧米で安くて美味しいラーメンはホント無い」とツイートし、さまざまな意見が飛び交っています。
「日本は〇〇だけど、欧米ではこんなことあり得ない」みたいな話、国と業界によるしアテにしない方がいい。ゼロか百かの極端な論調の信憑性は低い。ただ欧米で安くて美味しいラーメンはホント無い。もう100%無い。血の涙を流しながら魔改造された高価なRamenを食べるのが僕たち在外邦人の宿命なんや…
— はち | Hachi Yagi🇧🇪 (@Hachi_Re8) May 9, 2022
「日本は〇〇だけど、欧米ではこんなことあり得ない」みたいな話、国と業界によるしアテにしない方がいい。ゼロか百かの極端な論調の信憑性は低い。ただ欧米で安くて美味しいラーメンはホント無い。もう100%無い。血の涙を流しながら魔改造された高価なRamenを食べるのが僕たち在外邦人の宿命なんや…
魔改造ラーメンとして挙がっていたのは、「醤油スープ漬けパスタ」「麺がそば」「味がガーリックトースト」など。中には惜しいような惜しくない例も……。
魔改造もあれば、絶妙に惜しいものもある
写真はヘルシンキ空港で食べたうどん
味はかなりうどん。ただ具がラーメン寄り値段は当時のレートで1700円くらいだったかな https://t.co/ECReUlgHJT pic.twitter.com/aJBirA50Nz
— 王蛇RX (@oujarx) May 9, 2022
魔改造もあれば、絶妙に惜しいものもある
写真はヘルシンキ空港で食べたうどん
味はかなりうどん。ただ具がラーメン寄り値段は当時のレートで1700円くらいだったかな
一方で、このようなツイートも。
「現地の味覚や素材にあわせた魔改造」と
「ラーメンもどき」「ラーメンまがい」は一緒にしたらあかんよなぁ…(リプ欄みてると混同されてる) https://t.co/GXr81BgLUE
— y0gs0th0th (@y0gS0th0th) May 9, 2022
「現地の味覚や素材にあわせた魔改造」と
「ラーメンもどき」「ラーメンまがい」は一緒にしたらあかんよなぁ…(リプ欄みてると混同されてる)
日本では洋食や中華などを「魔改造」しているメニューは多数あるため、目くじらを立てる人は比較的少ない印象ですが、「安くて美味しい」という条件が厳しいという声が複数寄せられています。実際、アメリカでは20〜30ドルという値段の店舗も珍しくありません。そのため、「インスタントラーメンを探せ!」という意見も上がっていました。
だいたいどこの国でも首都に行けばある種の店で美味しいラーメンが買えますよ!!!
すんごい美味しい醤油ラーメンで自分で調理するタイプで赤い袋に入ってて日清食品 出前一丁って書いてます、、、、
— 高橋ケイ素 (@ltprkk) May 9, 2022
だいたいどこの国でも首都に行けばある種の店で美味しいラーメンが買えますよ!!!
すんごい美味しい醤油ラーメンで自分で調理するタイプで赤い袋に入ってて日清食品 出前一丁って書いてます、、、、
さらには「自作するしかない」という声も上がっていた海外でのラーメン事情。近年では一蘭や一風堂、山頭火、麺場田所商店など海外展開に積極的なラーメン店もありますが、都市部への出店が中心なので、日本と同レベルの価格と美味しさを求めるのにはまだハードルがあるように感じられます。
ただ、通販サイト『ラーメン通ドットコム』が越境ECサイト『ZENMARKET』と業務提携するなど、徐々に「日本の味」が国外でも味わえるサービスが登場しているので、日本のラーメンがどうしても恋しくなった時に使ってみるのもアリなのではないでしょうか。
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