漫画家の松田望先生は、毎日のように自身を主人公とした4コマ漫画を自身の公式Twitterに掲載している。基本的にギャグ要素が強い内容が多いのだが、ときおり、シリアスなエピソードが描かれることもある。
実の姉が大病を患い亡くなるシーン
松田望先生が2021年3月22日に掲載した4コマ漫画が、いまだに注目され続け、ジワジワと広まりつつある。その内容は、松田望先生の実の姉が大病を患い亡くなるシーンを描いたもので、シリアスながらも「姉のモーモアの可能性」を表現した、奥深い内容となっている。
おまけ。
単行本→https://t.co/Baubcw8DJiにも載せたエピソード。 pic.twitter.com/PdCyweoeZT— 松田望 (@nozonder) March 22, 2021
看病してるとき姉に漫画の本を差し入れしたら
「私、漫画の読み方がわからへんねん」
と言われた。
「じゃあ何でむかし学校で『うる星やつら』とか『Dr.スランプ』借りてきてたん?」
って聞いたら
「望君とたあ君(弟)に読ませてあげて、喜ぶ顔が見たかってん」
😢— 松田望 (@nozonder) May 2, 2022
その場にいた全員突っ込んだのが、いかにも大阪人らしかったです。その場ではちっとも笑えませんでしたけど。後で姉の生死をかけたギャグだったのかもと思ったり。いや、それはないか〜。
姉のことを思い出すと胸がキリキリ痛くなります。もっと優しくしてあげればよかったと。
— 松田望 (@nozonder) March 22, 2021
#何もないようなことが幸せだったと思う普通の出来事
【普通】やさしさに包まれたなら
「僕の手が届く範囲の」人に対し「余裕のあるうち」できる限り善意で接するつもりでいます。https://t.co/QfMAjBy4fL#漫画#創作漫画#4コマ漫画#コミックエッセイ#エッセイ漫画#漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/0Dy1kOY2g1— 松田望 (@nozonder) January 5, 2022
自分で文字を書けないほどつらい状態
松田望先生の姉は、著しく弱るなか筆談で会話を進めていた。自分で文字を書けないほどつらい状態になったためか「(代わりに)書いて」と、家族に代筆をお願いしたようだ。しかし、姉の気持ちは誰もわからないため、誰も書けずに姉が旅立った。……というシーンが4コマ漫画で描かれている。
多数の漫画をTwitterにて公開
この4コマ漫画に対して松田望先生は「後で姉の生死をかけたギャグだったのかもと思ったり。いや、それはないか〜」とコメントしている。
松田望先生は、ほかにも多数の漫画をTwitterにて公開しているので、チェックしてみてはいかがだろうか。
かなり前の出来事。
そろそろ誰かに怒られそうなのでこのシリーズはおしまい! pic.twitter.com/vCvBaZN8gt— 松田望 (@nozonder) January 30, 2022
※記事内の漫画画像は松田望先生の許可を得て掲載しています