コネティカット州で弱冠二十歳の男が児童20人を含む26人を射殺して自殺するという信じられない事件が起こった。なんという恐ろしい国か。銃規制が甘いからこれからもこのような無差別殺人はこれからも続いていくだろうし、今は幸せに生きている人が、ならず者の愚か者の卑怯な弱虫の標的にされ亡くなることもあるかもしれない。未来は誰も予想できない。しかし、アメリカと言う国では銃による殺人がなくなることはないだろう。
自殺した二十歳の男はゲームが好きだったという。なにがあったのかわからないが、何かが憑りついてゲームのように殺人を実際してしまったのかもしれない。
アメリカではガンショウというイベントがある。ガンの見本市みたいなもので、その場で銃が簡単に買える。一度ガンショウを見たことがあるが、会場にいるのは圧倒的に男達で、マッチョに刺青だったり、強面であったり、銀行員や公務員とは全く違う人種の人たちが会場を埋め尽くしていた。
あらゆる種類の銃がある。一体何の目的で買うのか?
銃と言うものは変に人を高揚させる。銃なんて興味のない私は人生で一度だけ実弾を撃ったことがある。ハワイの観光スポットで体験してみたものだが、その銃を手にした時になんとも言えぬ地に足がついていないような気持ちを味わったことを覚えている。
それが銃好きの人間ならたまらなく快感であることは察しがつく。興味ない人間が浮き足立つような気分になるのだから。
CNNは朝から晩までこのニュースを現場から放送している。
日本のような厳しい国でも暴力団を中心に銃は保持されている。日本でも一般人が流れ弾に当たって死亡することもある。アメリカでは比較的簡単に銃は手に入る。日本では扱えないものがアメリカでは扱えるのである。それが犯罪に使われることが決して減っていない事実がある。
もうそろそろアメリカも賢くなってはどうだろうか。過去のありすぎる大量無差別殺人から何も学んでいないじゃないか。銃規制をしない限り、このような事件が忘れた頃にやってくるのだ。
いや、『忘れた頃にやってくるのだ』と書いてから、それが間違いであることを瞬時に思い出した。12月11日にオレゴン州のショッピングモールで、20代の男が銃を乱射し2人を射殺し、重傷者が1人、本人はその場で自殺したことがあったばかりだったのだ。
銃規制をもっと強化しないと、これからもこのような惨劇がなくなることはないだろう。
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