「ついに我が国もオタク国家の仲間入りに」 チリ大統領&内務大臣がポケモンぬいぐるみをプレゼントされて大喜び

1996年にゲームが発売され、今や日本を代表するコンテンツとなっている『ポケットモンスター』。1997年から開始されたアニメは海外でも98ヵ国・地域で放送されており、もはや「Pokémon」は世界共通語と言っても差し支えないでしょう。

チリ史上最年少の大統領となったガブリエル・ボリッチ氏は、2022年3月11日の就任式典の際に日本から特使として派遣された小田原潔外務副大臣からゼニガメのぬいぐるみをプレゼントされ、その様子をTwitterに公開。マスク越しにも分かるはしゃぎっぷりが話題となりました。

「ゼニガメが一番好き」というボリッチ大統領にプレゼントが贈られたことを「うらやましい!」と感じたチリ要人は他にもいた模様で、後日にイズキア・シチェス内務大臣がガルーラとラッキーを在チリ大使より直接渡され、Instagramに投稿しています。

シチェス内務大臣は医師でもあり、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策で重要な役割を果たしてから、政治家に転身しています。強い母のイメージが強いガルーラといつもタマゴを入れて奉仕心が強いラッキーがお気に入りというのは興味深いところです。

ボリッチ大統領とシチェス内務大臣はどちらも1986年生まれの36歳で、子どもの頃に『ポケモン』を見ていたミレニアム世代。これにはチリ人も「国のトップがポケモン政府となった」「ついに我が国もオタク国家の仲間入りに」といった声が集まっていたほか、「南米初のポケモンセンターを設置して!」といった要望まで寄せられていました。

今後、日本のアニメを見て育ったという人が国のトップになる可能性があるため、コンテンツの海外戦略が一層重要になることを示しているといえそうです。

※画像はInstagramより
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乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営。ネット、メディア、カルチャー情報を中心に各媒体にいろいろ書いています。好物はホットケーキとプリンと女性ファッション誌。

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