アメリカにも百均のような店はあり、ダラーストアーと呼ばれまさに1ドルショップ! ただ、物価の高騰によりマンハッタンにあるJack’sという4店舗あったダラーストアーは今や2店舗となり、商品は1ドルではなくなってしまった。
このアメリカのダラーショップの商品の質の悪さはまさに『安かろう悪かろう』。日本の百均を知っている者にとっては、まさにガラクタ市のようなものである。
100円ショップのダイソー (DAISO) がニューヨークにオープンしたのは知っていたが、マンハッタンではなくクイーンズに2店舗、そして最近ブルックリンにもオープンしたことを知った。もう行くしかないだろう。
店舗は日本のような広さではないが、それでも日本のダイソーの商品が所狭しと並べられ、日本のスリッパは懐かしいし、ぬいぐるみも可愛らしいし、文房具の充実も嬉しい。台所用品や家庭用品、日本の食品とか、ありとあらゆるものが売られている。
先ず、アメリカではなかなか見つからない日本製の弁当箱をを二つ買ってみる。そして小ぶりのトレーも買ってみる。結構買い物をした後で、これだけしか持ちきれない程だったので、随分と出費は抑えられた。和食器は魅力的で次回の遠征で買おうと思った。支払いの際、アメリカン・エキスプレスアのカードを出すとコレは受け付けないとのこと。徹底している姿勢も良い。
アメリカン・エキスプレスアのカードは他のカードと違って、手数料の支払いの比率が高いだか、兎に角、薄利多売の商売では受け付けない店舗も多い。現金で支払ったが12ドル程だった。
日本で売られている300円の二段重ねの弁当箱は、アメリカでは$4.50だった。日本円にして約555円程。ほぼ倍近い値段にせよ、それでも十分価値はある。アメリカにもBento Boxは浸透したようで、アメリカ人の友人から質問されたことがあり、友人が欲しがっていたので、いろんな店でチェックはしているものの、日本のような機能的なものは見つからなかった。
DAISO USAで買った二つの弁当箱の一つは友人にプレゼントする。そのことを電話で告げると大喜びしてくれて嬉しかった。そして、日本製の弁当箱であることを強調した。二段重ねだけど食べ終わるとコンパクトに一段に納められ大変便利であり、箸もセットされているという至れり尽くせりであること。友人の声が受話器を通して弾んでいるのがわかる。
改めて日本の商品の素晴らしさに感動していた。それに和食器を揃えるのはマンハッタンだとチャイナタウンでも売られているが、どうもしっくりこない。DAISO USAは、店自体に信頼があるためか、どれもこれもステキに見えた。
ニューヨークにダイソーの店舗が増えて、なんだか楽しみが増えた気がした。日本の百均の偉大なるチカラをアメリカ人にも知って欲しいし、日本からの輸入品で100円の商品がアメリカでは倍の価格で売られて入れも、それでも十分に価値はある。日本を誇らしいと思えるダイソー万歳🙌 そして、DAISO USA の全米展開が多くの州で広がりますように…