天皇家のグルメとして有名な『インペリアル納豆』をご存じでしょうか。パセリとオリーブをきざみ、納豆と混ぜてご飯にのせて食べる、意外と庶民的なものでした。しかしむその味は極上の絶品。多くの人たちが『インペリアル納豆』のおいしさに感動しています。
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天皇家に伝わる日本酒レシピ『鶏酒』
ですが、世間に知られている天皇家のレシピはそれだけではありません。明治天皇が愛したといわれている日本酒のレシピがあるのです。それが『鶏酒』。明治天皇はこの『鶏酒』を頻繁に召し上がっていたといわれており、その味は「上品」かつ「絶品」で「奥深いもの」。今回は、天皇家に伝わる日本酒レシピ『鶏酒』をお伝えしたいと思います。
<天皇家の鶏酒レシピ>
1. 鶏胸肉と日本酒を用意する
2. 鶏肉を食べやすい一口サイズにカットして塩をふり焼く
3. 日本酒を温めて熱燗にする
4. 焼いた鶏肉を入れた器に熱燗を注いで完成
オーブントースターを260度に設定して15分焼く
今回は、鶏胸肉を一口で食べれるサイズに切ってから、オーブントースターを260度に設定して15分焼き、表面の一部がほんのりキツネ色に仕上がっているのを確認してから器に移しました。そこにやや熱めの熱燗を注いで完成です。ご自身の調理環境に合わせて調理法を変えても良いと思います。
これ最高のおつまみです
鶏肉が焼けた香ばしさと、立ち昇る熱燗の湯気から感じる芳醇な薫り。どちらもたまらなく素晴らしいものです。鶏肉は熱燗に浸ることでサッパリとした旨味に昇華され、薄味ではあるものの、満足度の高いひとくちに。
もちろん熱燗自体も素晴らしく味わい深い! 鶏ダシと塩と日本酒の相性って最高に良いですね。これ、最高のおつまみです。いや、熱燗が入っているので、おつまみではなく「酒」そのものでしようか。分類が難しい。
鶏肉ダシの日本酒
最後に少しだけアドバイス。鶏肉は塩を多めにふったほうが、完成時に味わい深くなります。鶏肉のダシと塩が日本酒に溶け込み、いわゆる「ダシ酒」のような仕上がりになるからです。鶏肉ダシの日本酒、最高ですよ。