これぞアイドルの鑑!「いろんな人の期待を背負うのは自分の宿命」「誰かの生きる希望でいたい」ももクロが語った深夜のドキュメンタリーが大反響

  by 田中周作  Tags :  

6日深夜に放送された、ももいろクローバーZが出演したドキュメンタリー番組が、今も反響を呼んでいる。

番組のタイトルは『ドキュメンタリー「解放区」』。隔週日曜、様々なテーマを掘り下げている1時間番組だが、今回は4人にスポットを当て、結婚観やアイドル像、ファンへの想い、さらには「芸能界、アイドルを辞めたいと思ったこと」など、普段なかなか聞けない貴重なインタビューが行われた。

「4人の中で最初に結婚するのは誰だと思う?」

その中で最初に投げかけられたのが、「4人のうち最初に結婚するのは誰だと思う?」という質問。これに彼女たちは躊躇なく答え、佐々木彩夏は「結婚に対する憧れが年々薄れていっている」と回答。玉井詩織は「結婚するにはそろそろ、お付き合いを始めないと」と笑った。

最年長28歳の高城れには「できればいきたいよ」と結婚願望はあると正直に打ち明けつつ、「20歳になったばかりの頃は24歳で絶対結婚すると言っていた」と回顧。「でも気づいたら28歳になって怖い」とポツリと漏らすと、百田夏菜子が「30歳のときも同じ会話してそう」と予想。これに高城も「うちら、それ、よく言うよね。“40歳になってもこういう会話してそうだよね”とか」などと盛り上がった。
 

「結婚してもアイドルを続けていけると思いますか?」

この後、メンバーそれぞれに「女性は(あなた自身は)結婚してもアイドルを続けていけると思いますか?」という問いかけが。
 
これに対してメンバーは、「できると思います」(百田)、「そういう新しい形を確立できたら、すごくいいなと思う」(玉井)、「それを実現したいです」(高城)、「いられるようにしたいです。私たちが結婚したりしたら、もちろんショックな気持ちにさせちゃうことは分かってるし、でも仕方ないじゃないですか正直。私たちも結婚したくなっちゃうかもしれないし、“結婚したいぐらい好きな人がいるんですけど、モノノフさんをショックな気持ちにさせちゃうんで結婚しません”って私たちが言ってもそれはそれで、みんなを複雑な気持ちにさせてしまうと思う」(佐々木)などときちんと答えていた。
 

「アイドル(芸能界)を辞めたいと思ったことは?」

 その中で高城が、「アイドル(芸能界)を辞めたいと思ったことは?」という設問に、こう答えていた。

「それはあります。芸能界に入ってグループでやって、いいことだけじゃないじゃないですか。うまくいかないこともあるし、自分が思ってた通りではないことが山ほどあって、そこの困難と向き合って、立ち向かって、戦っていかないといけないと思った時、何度もくじけそうになったことはありますね」と振り返った。
 
続けて、「それでも続けて来られたのは、刺激をし合える仲間がいたり、メンバーがいるというのも一番だし、支えてくれる人がいるのも一番あるし。お仕事一個一個を達成していくごとに、自分の中でやっぱり、もがき苦しんでいた時期の感情より、はるかに上回った大きな喜びというのがあるので、そこの快感を味わったら辞められない」と、アイドルの魅力を打ち明けた。

そして、「この職業をしている限りは、いろんな人の夢を背負ったりもするし、それこそ、“ももクロが生きがい”“れにちゃんが生きがい”と言ってくれる人がいるので、なんか自分の人生なんですけど、いろんな人の人生でもあるっていうか、それを別に1ミリも重荷に思ったことはないけど、いろんな人の人生とか期待を背負っていくのはやっぱり自分の宿命だと思っている」と告白。

また「誰かにとっての大事な存在、誰かの生きる希望となる存在でいたいなと思うし、この仕事を続けられる限りは、そういう活動をたくさんしていきたいし、もし、お仕事を辞めるときが来ても、極力、人に尽くせる人でありたいなというのは個人の目標としてありますね」と赤裸々に答えた。

「あなたにとってファンとは?」

 
他にも高城は、「あなたにとってファンとは?」と尋ねられた際、こんなコメントを残している。「ももクロやってなかったら、人見知りのままま生きてたら、ほんとに人生終わってたなと思います。みんな(ファン)が思ってる以上に、私多分、みんなのこと好きだと思います。私たちが感謝することのほうが絶対、圧倒的に多くて。こんなに人って変われるし、感情豊かになる。人生鮮やかになったと思います」とファンに感謝していた。

このようにメンバーが飾ることなく本音を明かし、また周囲のスタッフや関係者にも取材を敢行。4人の素顔に触れられる貴重な番組だったわけだが、見ていたモノノフは、

・めっちゃ泣いたわ…… これからもずっとこの光の一つであり続けます。 ももクロ最高‼️
・何時までも応援したいって思える番組だった
・ドキュメンタリー解放区、瞬き忘れるくらいいい番組だった、モノノフもメンバーもこれからもそれぞれ人生歩みつつももクロの未来を楽しみにしてていいんだなって改めて思った
・昨夜やってたももクロのドキュメンタリー番組、わたしが勝手に妄想してた「ももクロはこうなってほしいなぁ〜」がそのまんま凝縮されててちょっと泣いちゃった

など感動。

 一方で見逃したり、放送地域ではなかった視聴者は

・ももクロ解放区、Tver配信ないのか… がーん
・解放区のももクロ回、TVerないの……?本当に……?絶望なんだが
・ももクロのドキュメンタリー番組、これどっかで見逃し配信してくれへんかなぁ。

と惜しむ声を寄せている。

ライター。