10年近く前に、伊勢神宮の20年に一度の式年遷宮&出雲大社の60年に一度の大遷宮が同年に行われると知った時、参拝してみたいと漠然と思ったことがあった。ただ、私はニューヨーク在住。
それが、そんな思いが神様に通じたか、なんと伊勢神宮も出雲大社も共に初めてその式典の年に参拝することが出来た。二匹目のどじょうを狙って、『千と千尋の神隠し』の舞台を見たいと熱望している。
しかし、ツイッターで知ったことだが、チケット入手には抽選とやらで、先ずチケットを買うまで大変な様子がうかがえた。
ニュース等で舞台のほんの一部の映像が流れていたが、上白石萌音の才能は驚くなかれである。普段はおっとりした大和なでしこでありながら、舞台での機敏な動きに圧倒させられた
あの動きはにわかで出来るものでなく、幼い頃から地元鹿児島のマリアミュージカルアカデミーで、元タカラジェンヌの指導の下、積み重ねてきた経験であるのがわかった。あの動きはやはり一朝一夕ではいかない。
ニューヨークに暮していると本場のミュージカルや舞台があるので、取り立て日本の舞台を見たいとは思わないのだが、イギリスの舞台演出家・脚本家のジョン・ケアードの手掛けた、アニメ、しかも宮崎作品『千と千尋の神隠し』の舞台化は、是非とも観てみたい。期待しても裏切らないことは保証されているような気がしている。
ダブルキャストは初舞台の橋本環奈と、若いのにベテランの空気を醸し出す上白石萌音。東宝主催なのに、自社の女優の上白石萌音の名前を先に出すでなく、初舞台の橋本環奈を先に出す、そういう東宝の配慮や、品位もまた素晴らしい。
上白石萌音を、ついでに萌歌も、学んだマリアミュージカルスクールの先生は、スクールの宝と思っていることだろう。因みに宮脇咲良も同時期同校に通っていたと言うから、つくづく凄い学校が鹿児島にはあるものだ!
抽選で当たった皆様方におかれましては、思い存分楽しまれ感動されることを願います。本当にうらやましいです。ご覧になった方々は、是非とも感想をツイッターに書き込まれ、共有して頂けるとさいわいです。
兎に角、舞台が映画のシーンと遜色ないと言うじゃないですか、余計に興味をそそられます。
観劇予定の全国の皆様、良い時間をお過ごしくださいませ。そして、神様! ひょんなことから『千と千尋の神隠し』の舞台が観られますように、厚かましくお願する人間がここにおります。
さぁ、どうなるか❓
(画像は「舞台『千と千尋の神隠し』公式ツイッター」より)