ワクチン未接種だと 解雇されるケース続出の アメリカ企業

  by あおぞら  Tags :  

 久しぶりに日本人の知人と連絡をとる。急ぎだったので昼休みの時間帯に職場に電話した、出ない。メールをすると返信が来て、ここ2年くらい在宅勤務と、職場で働くこともある混合のハイブリッド勤務だったそうだ。…んが、しかし、昨年12月のオミクロン株やらで、完全に在宅勤務になったそうだ。

 行ったり来たりで読みにくくて、すみません!ただ、今月の中旬からハイブリッド勤務に復活で、右往左往されて本当に大変と嘆いていた。プラスの面を見ると子育て真っ最中の彼女は、子どもと一緒に過ごせる時間に関しては充実していたと。

 メールで驚いたのは退職者がチラホラいるとのことだが、ワクチン接種をしたくないため退職をするのだそうだ。特に大手企業はそれを徹底しており、ワクチン接種をせずに解雇された人が会社を提訴するケースもあるのは知っていたが、解雇される前に自ら辞職とは…

 日本ではここまで厳しい措置はとられていないのではないだろうか。在宅勤務主体だった昨年などは、人と接することはないのでので、ワクチン接種の有無は関係ないような気もするが、決まりは決まりで接種なき者はアウト!の強硬姿勢。実に厳しい現実である。

 個人主義が徹底しているアメリカで、この義務と言う名のほぼ強制は怖い気もするけど、仕方ない事なのだろう。

 このコロナ禍に入って、ニュースや新聞で何度も出てきた単語がある。野村證券のサイトには『Mandate。 証券会社などの金融機関が、企業が株式発行などをおこなって資金調達しようとする際に、その企業より業務の委任を受けること。』とあるが、現在のこのコロナ禍に関しては『委任』の意味合いである。

 しかし、委任というのはしっくりこない。実際、ワクチン未接種で解雇されている人が大勢いるのだから。マンデートという響きも、なんだか恐ろしいと思うのは私だけか?

 アメリカ… 自由の国に見えて、意外に不自由であり、ワクチン未接種で解雇の憂き目にあう国でもあるのだ。

ニューヨークから発信しています