時計選びは 大人の階段を 一歩あがる 特別な要素

  by あおぞら  Tags :  

 腕時計をしない人が増えているという。しかし、腕時計をする人もいる。私はどっちつかずの状態だ。要は五つある腕時計が全部止まっているのだ。身の程知らずの若い頃、免税店で買ったカルティエのタンクが左、そして20年以上は使いこんだTISSOTの金時計が右。

 金時計は昨年、電池交換をして暫くは動いていたが2カ月ほどすると止まったまま。チャイナタウンの電池交換は古いのを入れたか?と思うも、他の時計屋で電池交換しても動かなかったので寿命だったのだろう。

 他の3つの時計は電池も切れているが、時計バンドがないものや、人から貰ったビンゴの景品のチョット安っぽい時計や、おもちゃっぽい遊びの時計で、それらに新しい電池を入れて腕につける気にはならず。

 では、写真の時計を修理に出せば?とも思うのだが、これらの古時計を延命治療のように修理してもすぐに壊れそうだし、修理代も決して安くはないと思う。

 そこで腕時計検索をしてみると、日本の匠のセイコーやシチズンの素敵な腕時計がかなりのお手頃価格で驚く! 同時にブランド品のコピーデザインにも更に驚く。それに関しては残念に思った。

 時計にはちょっとお金をはずみたい。高級品は買えないが長い年数使いこむものなので、パソコンを買い替えるくらいの投資はしてもいいと思っている。パソコンは数年ごとに買い替えていることを考えると、時計にお金をかけるのは賢明だとも思う。

 アメリカン・エクスプレスカードのポイントも溜まっているので、それを使えばコストなしで手に入る。ただ、時計に関しては出来れば自腹を切りたい。そういう特別感のあるものが時計だと思っている。

 時計って結構人を表すと思う。水商売の女性は男性の靴を見て値踏みすると聞いたことがあるが、時計もその人を表すツールだと思う。個人的には異常に高い時計をする人はパス。知性が感じられないんだなぁ~。しかも、高級時計のコレクションの人々には閉口。個人の自由ですよ、金持ちの道楽でしょうが、なんだかなんだか。

 セイコーはいいですね。それにオメガもステキ。スイス時計で10万円前後の腕時計を身に着けている人が一番カッコいいと思う。男女ともに良い時計をして、その分ブレスレットや指輪はチャラチャラせずに、時計の良さにスポットを当てるのがいい。

 何か一ついいモノを身に着けるだけで、ちょっと立ち振る舞いも良くなったりするものだ。時計は自分を盛り立てるアイテムになるはず。だからこそ、時計選びには熟考に熟考を重ねることをお勧めしたい。

ニューヨークから発信しています