吉野家の牛丼をオーダーするとき「牛丼の並盛ひとつ!」「牛丼の大盛りツユダクで!」などと店員さんに伝えるのが普通のパターンかと思います。でも実は、牛丼の盛り方にもパターンがあって、裏メニュー化しているものがあるのです。
そもそも肉下とはいったい何なのか?
たとえば、密かに人気があるのが「牛丼の肉下」。店員さんに「牛丼の並盛りを肉下で!」などと伝えることで、牛丼の肉下を食べることができます(※注・肉下を知らない店員さんもいますので無理にお願いしないように)。でも、そもそも肉下とはいったい何なのか?
肉をご飯の下に盛った牛丼
肉下とは、牛丼の具を丼の底に盛り、その上からご飯をのせたもの。つまり「肉をご飯の下に盛った牛丼」というわけです。肉下をオーダーすると、ご飯だけが盛られた(ような見た目の)丼が目の前に出されます。しかし、ご飯の下にはたっぷりと具が埋もれているのです。
超ジューシーな肉が堪能できる
この記事に、実際に牛丼並盛りの肉下の写真を掲載していますが、100%、ご飯しか見えませんよね。肉がまったく見えません。でも、ご飯を食べ進めると、肉が姿を現します。肉下の何が良いかって、ご飯が肉汁やツユをほとんど吸い込んでいないので、超ジューシーな肉が堪能できる点です。
生卵を肉下にかけて食べる方法
筆者の個人的なオススメでしかありませんが、肉下の好きな食べ方は、生卵をご飯にかけて食べる方法。そうすることで「卵かけご飯」と「牛丼」の双方を一度に堪能できるのです。
「ご飯だけに卵が浸透した状態で牛丼が食べられる」という特殊な状態にもなります。これがまたヤミツキになるくらいウマイ。
<肉下の魅力>
・白米だけの味を楽しめる
・ジューシーな牛丼の具だけの味を楽しめる
・生卵を足せば卵かけご飯だけの味を楽しめる
・卵かけご飯の牛丼が楽しめる
混雑時は肉下オーダーを避けたい
牛丼の肉下は店員さんの手間がかかるので、混雑時にはオーダーしないようにしています。また、肉下は裏メニューのなかでも知られていない部類に入るものなので、店員さん自身が知らないこともあります。そんなときは無理にお願いするのはやめましょう。
もし機会があれば、皆さんも牛丼の肉下を吉野家で食べてみてはいかがでしょうか。今度まとまったお金が入ったら、贅沢に牛丼の特盛りで肉下やってみようかな……。