理容室、美容院に行かれる際、理容師、美容師の方との会話ってどう思われます？… と申しますのも、こちらニューヨークの美容院に行く際、アメリカ人美容師は、最初に髪型をどうするかの会話の往復で、カット中には会話はありません。
日本人経営の美容院に行くと、事情聴取みたいに「どこに住んでいますか？」「何をされていますか？」「ニューヨークはどのくらい住んでいるのですか？」、などなど相談したかのように聞かれますね。私はマンハッタン住まいなので「マンハッタンです」と言うと「凄いですね～」から質問が飛び交います。
私ねぇ～、とても苦痛なのです。ですから本を持参するのですが、それでも話しかけられたことがありました。質問を好まない人は、美容師さんもわかっているでしょうが、どうしてそんなに個人の生活に興味を持つのか不思議です。もしも、その会話がサービスと思っていらっしゃるようでしたら、おそらく間違っているのはないでしょうか？
中には自分の生活を人に自慢したい人もいるでしょうが、きっと、そういう人たちには根ほり葉ほり聞かないような気がするんですね。
マンハッタンには日本人経営の美容院はいくつもありますが、数店に行ってみて全店とも同じ対応だったので、もう日本人経営の美容院に行くことはやめにしました。
日本も美容院は予約制が多いのでしょうか？ 私は気まぐれ人間ですので、髪を切りたくなるとフラッと美容院に入り髪を切るのが好きなのですが、そういう予約なしでカットできる美容院もありましたが、今はどうなんでしょう？
….と申しますのも、今は自分で髪を切っているからです。我が家の建物の１階に美容院があり、近くて便利なのでそちらを利用していました。予約制ですが、電話して「今開いています？」と聞くと、だいたい１時間後くらいに予約が取れ、また、髪は自宅で洗って行くので時間短縮ができるのです。髪を洗って美容院に行っても洗髪料が割り引かれることはないですが、あまり人と接触したくないんですね、私がオカシイのでしょうかね？
しかし、その美容院も店じまいしてしまいました。その店じまいをきっかけに私の自立が始まりました！ 阿川佐和子さんもご自身でカットされるそうですが、そういうセルフカットの方もいらっしゃるので心強いです。セルフカットはYouTubeで参考にすることもできますしね。
複雑な髪型は出来ませんが、ボブのような単純な髪型はただ、毛先を揃えてカットするだけなので、慣れれば真っすぐに切ることも出来、イチイチ美容院に行かなくても自分でどうにかなるものです。セルフカットはコストカットにも繋がりますしね。
アメリカはチップ社会なので、カットする方にもチップ、洗髪する方にもチップ、そして高級美容院の場合はトリートメント担当の方にもチップが必要です。
一度だけニューヨークの高級サロンに出かけ、日本人美容師にお願いしたことがありました。この高級サロンの日本人美容師は腕も一流なら、客扱いも一流で人の気分を害するような事情聴取のような質問はせず、会話を楽しむことができました😊。
ただ、高すぎます！ それにチップを３人の方に差し上げるのは、私には背伸びしすぎでした。一度、経験として高級美容院体験をしてみたかったので清水の舞台から飛び降りるつもりで行き良い経験になりました。
ニューヨークの美容院事情は、アメリカの美容院は美容師との会話は髪型の相談以外はなしですが、日本人経営の美容院の場合は、質問攻めに会うことがママありました、ハイ。
そんなこんなと書きながら、そろそろセルフカットの頃合いとタイミングを考えました。セルフカットは超便利、但し、バスタブにカットした髪が散乱する修羅場がありますこと、お忘れなく….
