ニューヨークでは発達した低気圧の影響で28日から29日にかけて大雪が降る…と、天気予報が繰り返すものだから、こういう予報が出るとスーパーの食品が品薄になり、バナバ売り場が空になる傾向があるので、ドカ雪がふる前に食糧確保で買い出しに出かけ準備しました。
本日付のニューヨークタイムスでは….
More than 5,000 flights are canceled as the snowstorm moves up the East Coast.
吹雪が東海岸を上るため、5,000便以上の飛行機がキャンセルで欠航
東海岸を指しているので、ボストンにも大雪の影響が出ています。海岸沿いは暴風雪が予想され、ニューヨーク市は青森と、そしてカナダと国境の市のバッファローは北海道と緯度がほぼ同じなので、ニューヨーク州は雪国でもあるのです。
しかし、今回の大雪は意外にハズレでした。ニューヨーク市では積雪が25センチも予想されていましたが、平和な雪の風景です。ただ、市の職員の方々は大雪の日、夜明け前の4時過ぎには、雪掻き車で路上の雪を歩道側に積み上げて行きます。早起きしていると、雪掻き車が活動している音が聞こえます。
大都会の雪は風景を一変させるほどドラマチックで綺麗ですが、冬は気温が低いのでその雪は何日も残り、特に歩道側に積まれた雪が白から、徐々に茶色に変化していく様は、なんだかイヤなものです。
それに滑りやすく、特にお年寄りは雪の降る日や、そのあと数日は外出を控えないと転んでしまうことが多いようです。
犬を飼っている人が多いマンハッタンでは、それでも犬と散歩する人が多いのですが、今は犬に靴を履かせたり、コートを着せたりと、特に雪が降った後は犬のファッションショーが街で行われているようです。雪の後は、犬と飼い主は元気です。
ところで天気予報で初めてみたスノーシャワーという言葉。どんな雪なのだろうと体感しに昨日外出したら、何のことはない、雪と雨の中間のような小雪というのでしょうか、シャワーなんていう割に、一応降ってはいるものの、ただ単なる雪の降り始めのようでした。
興味本位でスノーシャワーを検索してみると
A snow shower is a short duration of moderate snowfall.
スノーシャワーは短期間の適度な降雪
確かに納得! 知らない単語がまだまだあることを再認識させてくれた大雪の朝でした。