日本のマクドナルドでは、ポテト不足でSサイズのみの販売に関し、日本マクドナルド株式会社が以下のニュースリリースを12月21日に発表した。
日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:日色 保)では、当社が北米から輸入しているポテトについて、船便の経由地であるカナダ・バンクーバー港近郊での大規模な水害、およびコロナ禍が与える世界的な物流網への影響により、輸入遅延が発生しております。
今年に入っても、その期間は延長されているとの記事を目にした。不思議なもので不足しているニュースを聞くと、普段食べない『マックフライポテト』が食べたくなるのは人間の心理らしい。
さて、日本ではその不足しているポテトの問題が生じているが、1月27日付、ウォール・ストリート・ジャーナルには折も悪くアメリカのマクドナルドが今年値上げをすると報道している。
McDonald’s Says Its Costs to Rise Further in 2022
マクドナルドは2022年に価格を更に上昇
アメリカの食品、紙、その他の材料のコスト増加率は、2021年のペースと比較して今年は約2倍になると予想され、それに伴いメニュー価格のバランスをとる必要があると言う。
また、世界全体のマクドナルドは、昨年同期と比べ12.3%も売り上げは増加しているとあるが、アメリカも売り上げは上がっても、それ以上に物価高騰により値上げは避けられないようだ。
日本マクドナルドもアメリカ同様、おそらく値上げに踏み切るのではないだろうか? ポテト不足問題より値上がりの方が顧客にはより問題だろう。
コロナ下で体重が増えた人は多い。比較的太りがちの人は、ファーストフード好きが多いようだが、もし、マクドナルドが今年、アメリカ同様値上げに踏み切るなら、決して健康的とは言えないマクドナルド絶ちをしてみるのも一手かもしれない。
2004年に公開されたアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画『スーパーサイズ・ミー』(英語: 『Super Size Me』)は、監督のモーガン・スパーロック自身が、「1日に3食・30日間、ファストフードだけを食べ続けたらどうなるか?」を映像で記録し、
体重が11kg増加、
体脂肪率は18%に上昇、
体格指数( BMI )は27に上昇、
精神面でも躁うつを発症
….したそうだ。
このドキュメンタリー映画を観ると、マクドナルドに対する考え方も変わってくるだろう。
値上がりしようが、脱マクドナルドでファーストフード離れも、きっと悪くないのではないだろうか?