主要都市にはそれぞれウインドーショッピングや、街ブラするスポットがありますね。ニューヨークなら五番街、ロサンゼルスならロデオドライブ。ここは映画『プリティーウーマン』で主人のジュリア・ロバーツが買い物をしようとロデオドライブのブランド店に入り最初拒否され、後に実業家のクライアント役のリチャード・ギアーと再訪すると、以前袖にしたことを忘れてチヤホヤされるという場面に出てきました。
パリならシャンゼリゼ通りや、ロンドン、ローマにも有名街ブラスポットはあります。一応、これらの都市は訪問することは出来ましたが、どこが一番良かったか?と自分に問えば、それは銀座です。
先ず、治安がいいし、街並みがキレイです。勿論、世界の観光地も街並みは綺麗ですが、ゴミが捨てられていたりと景観を損ねます。シンガポールには大昔行きました、勿論ゴミはなく綺麗でしたが、欧米の観光スポットほど魅力を感じられませんでしたが、今はきっと大発展を遂げているので変わっていることでしょう。
いずれにしても欧米の街ブラを思い出しても、私が日本人であるためか銀座の右に出る街はありません。治安が良いのは本当に大切です。そして街の規模が大きいのです。
先述のロサンゼルスのロデオドライブなどは、短い距離過ぎて拍子抜けでした。ついでながらハリウッドの『ウォーク・オブ・フェーム』のある大通りには、スターの名前が刻まれたプレートが舗道に並べられ、チャイニーズ・シアターには手形や足形もあり、アカデミー賞の会場にも使用されるコダックシアターがあり、豪華絢爛をイメージしていたら、言葉は悪いですがまるでひなびた温泉街のようでした。
他をくさして銀座を賞賛するのはいささか気が引けますが、個人的な素直な掛け値なしの印象なのです。
銀座のようにデパートあり、ブランド店ありの高級店と、釜飯の名店『鳥ぎん』や、老舗洋食屋の『煉瓦亭』、こちらのオムライスは美味でございました。また、天ぷらの『天一』や、ランチタイムにお手頃の天丼があった『天國』など、銀座と言う高級なイメージで釜飯、洋食の老舗は良心的な値段での提供です。
また、歌舞伎座もあり、これは銀座にいきなり時代錯誤の建物と言うか江戸時代にワープしたようです。歌舞伎鑑賞も懐かしく楽しく、歌舞伎鑑賞は時間がかかるので当日一幕見席を買って、気軽に歌舞伎を見てみるのもお薦めです。気に入れば今度は本編をみればいいでしょう。
文化、芸術、食、ファッションと何でも揃っています。そういえば『銀座ライオン』も印象深かったです。レストランで何を食べたか忘れてしまっていますが、レストランの内装、歴史を感じましたね~。
ただ、残念な記憶は東京に住んでいた頃は、銀座三越の天井が低いなどと思ったことはないのですが、アメリカのデパートに慣れていた私には、銀座三越の天井の低さに圧迫された気がしました。しかし、アメリカにないデパ地下は最高でした。
どうでしょ、銀座に行ってみたくなりましたか? 但し、小池都知事の言う「不要不急以外の外出は控えるよう」を守って、いずれ自由に出かけられるようになったら是非、銀プラをお楽しみくださいね。