どうなんだろ? チョット違う!と思う日本のニュースをアメリカから見ることがある。サンリオの人気キャラクター『マイメロディ』のグッズが発売中止になったと言う…
発売中止理由は2005~09年放映のアニメの『おねがいマイメロディ』のノートやキーホルダーなどのグッズに書かれたキャラクターのセリフが原因らしい。それらのセリフが問題とネットで批判が集まっていたそうだ。
マイメロママのその毒舌風セリフとは….
「女の敵は、いつだって女なのよ」
「男って、プライドを傷つけられるのが一番こたえるのよ」
至極当然のことなんじゃないですか? 「女の敵は、いつだって女なのよ」は宝塚音楽学校の寮にすむ生徒たちは、大いに共感している筈ですよ。それに職場に女性が多いと、このメロディーママの言葉は身に染みるものだ。
それに「男って、プライドを傷つけられるのが一番こたえるのよ」って、いつの時代もそうでしょ? 戦国時代は遥か彼方でも、2022年の令和でも納得する言葉だ。
日本ってアメリカになびき過ぎていないか? アメリカはこのジェンダーによる偏見を重要視し、昨年の10月、パスポートの性別箇所に、男性、女性、そして性別を特定しないXを記載したパスポートが初めて発行されたが、いずれ日本も同じような措置を取るのか?
メロディーママのその毒舌風セリフを続けると….
「一度や二度の失敗でくよくよするような男をつかんだら一生の不覚よ」
「女心は秋の空より移り変わりが激しいのよ」
「昔話をしている男ほど将来を期待できないものよ」
この発言を政治家が公の場所ですれば大いに問題だけど、ジェンダー、ジェンダーとこれ程までに敵視する必要はあるのだろうか?
昨年の紅白歌合戦は、紅組、白組の司会と分けることなく、男女平等のジェンダーフリーを意識しての対応と言う。逆にぎこちなくなってしまった印象だったけど『性的偏見』って、そんなことで解決されるものではないと思うんだけどなぁ。
サンリオは『マイメロディ』商品の一部発売中止などする必要はなかったのだ! マイメロママのセリフが問題と言うけれど、言葉に定評のあるマツコ・デラックスがいかにも言いそうなセリフではないか!
場合によってはマツコ・デラックスをマイメロママの応援団としていれば、『マイメロディ』商品の一部発売中止は避けられたかもしれない。
マイメロママの毒舌は愛ある毒舌である。そのユーモアーを理解できない人たちが、サンリオに毒づいているようだ。逆に発売中止になると余計に欲しくなる。
どうだろ、発売中止運動を起こすのも手だと思う。マイメロママの毒舌は確実に女のミカタなんだから! …な~んて言うとこれも性的偏見で敵視されるのかしらん?