肉汁ジュワ~にやられ放題!京都人が通い詰める「ハンバーグの名店」4選

  by 丸野裕行  Tags :  

どうもライターの丸野裕行です。

神戸に並んで、意外と洋食屋が多い京都という地は、西洋文化と京文化を融合させたものを作るのが好きです。温故知新で歴史あるものを大切にしながら、新しいもの、オシャレなものを取り入れる。そういった意味でも洋食というのは、京都人に密着した食文化であるわけですね。

では、どのような西洋料理が人気なのか? それが《ハンバーグ》なんです。京都人はやはり肉が好き。肉料理の中でも、比較的リーズナブルで老若男女すべての人が味わえる、柔らかくて奥が深いグルメでもあるわけですね。

そこで、今回は京都人が足繁く通うハンバーグの旨い店を4店舗ご紹介したいと思います。あなたも、肉汁ジュワ~の激旨ハンバーグにやられてください! そのビジュアルに酔いしれてください!

では、早速どうぞ!

中京区裏寺町通四条上ル 『サラダの店サンチョ 河原町本店』

新鮮野菜と融合する昔ながらのあっさりひき肉バーグ!

京都河原町交差点のOPAを奥の裏路地に入ったところに『サラダの店サンチョ 河原町本店』があります。ここはサラダとメインがおいしすぎると評判のお店。この河原町店と伏見店に店舗展開されている京都で人気のお店なんですね。お昼になるとほぼ満席で、随時5名~10名ほどの行列が絶えずできている印象があります。

いろいろな料理と日替わりのサラダが選べるセレクトセットは、ハーフか普通サイズのサラダを選択できるんです。普通のサイズはかなりのボリュームがあるので、サラダで満足したい人にはピッタリです。サンチョ名物の黒胡椒がしっかりと効いているドレッシングとの相性もバッチリ。

メインに選んだのは《ハンバーグとエビフライのセット》。時間をかけて煮込まれたデミグラスソースが自慢で、そのコク深さは食欲を大いに刺激。サラダとライス、ハンバーグのわんぱくさが混然一体となった大満足ランチです。さらに、生ジュースを+100円でつけることもできます。

店名:『サラダの店サンチョ 河原町本店』
住所:京都市中京区裏寺町通四条上ル中之町572
TEL:075-211-0459
営業時間:11:30~15:30/15:30~22:00(L.O 21:00)
定休日:水曜日、月1度は連休有り、【臨時休業】12/31~1/5,1/25,2/15,3/15【臨時営業】12/29

下京区西洞院通四条下ル 『HAMBURG LABO 四条西洞院店』

ハンバーグに魅了され、幾年月!研究成果はここにある!

京都市営地下鉄四条駅、阪急烏丸駅から東へ。四条西洞院へ足を伸ばした場所にあるのが『HAMBURG LABO 四条西洞院店』です。入店すると、縦長の店内。足を踏み入れてすぐのところに、オープンキッチンになっているカウンター席が数席並んでいます。ここのハンバーグ、ボリューム満点で旨味がすごいと評判になっていて、店内には常に肉が焼ける香ばしい香りが漂います。

タブレット上でオーダー、お目当てのハンバーグとサイドメニューも選択できるので、満腹になりたいと考えている大食漢の方には大満足でしょう。ここはやはり贅沢の極み、国産和牛100%と京都豚100%のコンボハンバーグセットに決めました。そこにサラダとライス。いやぁ、楽しみです!

お店の雰囲気を眺めながら、数分待っているとジューシーなハンバーグが到着。まずは豚から……。豚100%のハンバーグは強い肉感のガッツリしたお味。豚肉らしい甘みが口の中に広がり、飲み込むと優しい旨味が残ります。続いて国産和牛100%のハンバーグ。中身のレア加減が素晴らしすぎるのですが、しっかりと中心部分も温かいというプロの技術に関心。この肉々しい食感が本当にたまりません! 今回はシンプルに素材そのままで食しましたが、チーズ、目玉焼き、大根おろしのトッピングもできて、お客心をよくわかっています!

店名:『HAMBURG LABO 四条西洞院店』
住所:京都市下京区西洞院通四条下ル妙伝寺町694 コンツェルト四条西洞院101
TEL:050-5597-7130
営業時間:【平日】11:30 〜 15:00 (L.O 14:30)/17:30 〜 22:30 (L.O 21:45)
【土・日・祝日】11:30 ~ 15:30 (L.O 15:00)/17:30 ~ 23:00 (L.O 22:00)
定休日:年末年始

左京区一乗寺西杉の宮町 『ハンバーグ一乗寺』

鉄板だらけの店内は熱々への想いから!一流の系譜はここに受け継がれる!

ラーメン激戦区といわれる一乗寺のど真ん中にあるのがこのお店『ハンバーグ一乗寺』。店内には磨き上げられた大きな鉄板が陣取るオープンキッチン。テーブルにも鉄板があるというのだから、お好み焼き屋のごときスタイル。この鉄板、ハンバーグはいつまでも熱せられているので、できたてホカホカのハンバーグが食べられる!

注文したのは、《ジューシーハンバーグ+デミグラスソース》。妻は、《チーズトッピングのハンバーグとエビフライのセット》。どちらも美味しそうで、期待に胸が膨らみます。まずは、新鮮で爽やかなドレッシングがかかったサラダと本日のスープがカウンターに置かれ、どちらも美味しい。ふたつを味わいながら、キッチンへと視線を移すと、ひとつ一つ、ハンバーグの注文が入ってから、空気抜きと成形をするマスター。それを勢いよく目の前の鉄板へダイブさせ、焼いていきます。かなり香ばしいいい匂いが店内に漂います。

鉄板にモヤシ。この上に、ハンバーグがバウンドするわけですね。熱々のハンバーグをゆっくりと割ると、ジューシーな肉汁があふれだし、食欲の防波堤が完全決壊。むしゃぶりつくように口へと放り込みました。すると口の中に広がるひき肉の脂とエキス。もう、この肉汁の風呂に入りたい! 妻も隣で恍惚の表情でチーズがとろけたハンバーグを頬張っています。まさに一流のハンバーグステーキ! リーズナブルにいただけるこのお店、ブラボーです!

店名:『ハンバーグ一乗寺』
住所:京都市左京区一乗寺西杉の宮町59 1F
TEL:075-493-8594
営業時間:[ランチ]11:00~15:00(L.O.14:30)/[ディナー]17:30~22:30(L.O.22:00)
定休日:無休

南区久世上久世町 『とくら 桂本店』

なにも言葉はいらない!背中で見せる京都バーグのトップランナー!

桂川久世橋近くで映画撮影の時に立ち寄ったこの『とくら 桂本店』。テレビや雑誌によく取り上げられていて、京都を代表するハンバーグの名店といわれています。ランチタイムは、肉汁たっぷりのハンバーグを求めるお客さんで連日満席。少し待つのもご愛敬。いつも15分程度で入店できます。

いつものオーダーは、《オリジナルハンバーグランチ180g》。ライスやサラダ、お味噌汁よりもハンバーグを全身で受け止めながら、白飯を掻きこみたい! まだかまだか、と指折り数えて待っていると来ました来ました、やってきました肉汁バーグ!

真ん中に箸を入れ、左右に割るとドバドバと恐ろしいくらいの肉汁シャワーがスプラッシュ! いつもと同じようにこのハンバーグは肉汁の源流。それが皿の上に広がって、関西の水がめ・琵琶湖のような水面をつくります。いやぁバタフライで泳ぎたい!

レストランという雰囲気ではなく、お味噌汁という組み合わせが日本人の郷愁を誘う小憎い演出なんでしょうね。洋食屋というよりも定食屋。これがうれしいんですよね!

店名:『とくら 桂本店』
住所:京都市南区久世上久世町516-6 グランド-ル桂川畔1F
TEL:075-932-2526
営業時間:【平日】11:00~15:00/17:00~22:00(L.O.21:30) 【土・日・祝】11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:水曜日

冬の寒い季節、やっぱり体に熱を発してくれるお肉を食べなければいけません! 確かに魚などの高たんぱく食材もいいのですが、たまにはカロリーがどうした、塩分がどうしたといわずに美味しいミンチ肉に食らいつきましょう!

これからも、まだまだ紹介したりない京都の「激旨ハンバーグ」をご紹介していきますね!

※各店舗、新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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