昨年度、何か忘れ物をされましたか? 電車の網棚に荷物を置き忘れたり、バスの空席に置いた荷物をそのままにしていたり…とこういうポカは誰にでもありますが、この忘れ物を極力しないようにする簡単な方法があるのです。
立ち上がる時、必ず振り返ることなのです。実はこの簡単な行動を省くから忘れ物に気づかないのです。注意深い人は自然にこの振り返る行動をされていますので、忘れ物に気づき忘れると言うポカがあったとしても、振り返る動作により忘れ物が阻止できるのです。
こういう小さな動作を意識的にすることにより、自己防衛能力はついてくると思います。例えば、ニューヨークを歩く女性のバッグの持ち方ですが、ショルダーバッグの持ち方は紐をしっかり片手で持ち、脇を締めて攻撃されにくい姿勢をとっていますし、こういう女性はひったくり犯もターゲットから外します。
ちょっとした行為で犯罪から身を守る術を身に着けているのは、犯罪の多いニューヨークの特徴です。逆に銀座を歩いていた時、意識して女性のバッグの持ち方を見てみたら、日本は犯罪率が圧倒的に低い為か、ニューヨークの女性のような警戒感は皆無でした。これは日本が圧倒的にすばらしいので賞賛ですが、ただ、海外に出られる時は日本流は通じませんので、是非、ご注意くださいね。
忘れ物をしないことは、精神上でも良いことです。忘れ物をすると、忘れ物をした自分にとことん落胆しますので精神上悪いです。もの凄いマイナスエネルギーを感じます。だから、忘れ物はしないに越したことはないのです。それに、忘れ物を繰り返す人は、注意力散漫というレッテルが貼られ、良い評価は受けません。
↓ 日本画に『見返り美人図』という東京国立博物館蔵の有名な絵があります。
忘れ物の多い善男善女の方々、今年は見返り美人・美男を目指して、必ず席を立つ前に振り返ってみてください。忘れ物が多くて悩んでいた方の悩みは、きっと半減されることでしょう。あからさまに何も忘れ物をしていない手ぶらの状態でも、振り返る習慣を身に着けていた方がいいでしょう。その位の徹底振りが、見返り美人・美男度の価値を上げていくのです。
ついでに外出先での忘れ物だけでなく、家から出る時の忘れ物の防止法としては、ドアが鉄製ならマグネットクリップに忘れてはいけないものをメモし貼り付けて置くのです。もしくは玄関の前に忘れてはならないもの小箱でも置いて、前日から入れて置くのです。これを徹底すれば忘れ物から解放されます。
さぁ、忘れ物に困っていた方々は、この小さな動作の継続により、もう忘れ物はしない2022年になるよう、明るい年明けを目指してくださいね。忘れ物をしない人生って、なかなかいいものですよ。