英語に “guilty pleasure” ギルティープレジャーという言葉があります。直訳すると『罪悪感的喜び』もしくは『背徳感的喜び』と言いましょうか…
小難しい訳ですが、な～んのことはない❣ 昔のかっぱえびせんのフレーズ🎵やめられない、とまらない…的なもので、会話の中ではこのギルティープレジャーは食べ物の話題になることが多いのです。
だいたいジャンクフードがギルティープレジャーの対象です。決して高価な食べ物がギルティープレジャーとされることはなく、もし、「私のギルティープレジャーは、キャビアです」なんて言おう場違いな人がいたら、集中砲火していいです❣と言いきりたい程。でも、実際してはなりませぬぞ。
さて、私のギルティープレジャーはアメリカの日系スーパーで売られているサッポロ一番ソース焼きそばです。値段にして１ドルほどですから安いですね。安いことはいいことです。しかし、無駄にカロリーは高く栄養価は低く、確実に贅肉の溜め込みにしかなりませんが、コレ、好きなんですよね～。
日本のサッポロ一番ソース焼きそばとほぼ見た目も中身も変わらないのですが、日本のものはソースが液体ですが、アメリカ製のサッポロ一番ソース焼きそばは粉末ソースです。アメリカ製にもしっかり青のりがついています。
ダウンタウンの松本人志さんはペヤングソース焼きそばがお好きでしょうが、所謂、松本人志さんのギルティープレジャーになるのでしょうね。
焼きそば、しかもインスタント麺は美味しいですよね。アメリカの日系スーパーにはマルちゃん焼きそばが冷凍庫で販売されています。日本からの輸入品で生めんだと賞味期限の関係で販売が難しいので冷凍庫行きなのでしょう。これも悪くはない、しかし、個人的にはインスタント焼きそばの王道は袋麺に思いますね。
日清焼きそばはアメリカの日系スーパーでは売られていませんので、サンヨー食品のアメリカ製サッポロ一番ソース焼きそばはアメリカでは主流です。個人的にはカップ焼きそばは興味なしです。理由は焼いてないからで、お湯を切っただけの麺にソースを絡めて食べるのを焼きそばと認めたくないんですね。まぁ、私と同意見の方がいらしたら、気持ちがホッコリします。ただ、ペヤング大好きな方々、皆さまのギルティープレジャーを尊重いたします❣
ところで袋麺の焼きそばの作り方で、少しだけ、ほんの少しだけ健康的な方法をお教えしたいと思います。普通、袋の裏の説明書きの通りに作るものですが、それは無視して….
① フライパンになみなみと水を入れ沸騰させます。
② ３分間茹でます。
③ 茹であがった麺をザルで濾します。
後は、フライパンに麺を戻してソースをかけ炒めるだけです。インスタント麺を茹でる湯を捨てることで、心持ち体にいいような気がするのです。それにこれをするとテフロン加工でも引っ付きやすい焼きそばがフライパンに引っ付きにくくなります。これはなかなか気分爽快です。
基本的に食生活は栄養のバランスが大事で、インスタント麺の食品業界の方には申し訳ないのですが、インスタント麺は決してバランスのとれた食事にはならないのです。だからこそ、ギルティープレジャーとして食べるワクワク感、あ～、いいですねぇ～、罪悪感を感じながらの箸運び。
アメリカにも５食パックは売られていますが、このような「やめられない、とまらない」禁断の食べ物は、罪の意識を感じながら、こっそりレジ籠に一袋しのばせる方が方が興奮度も高いのです。
あっそうそう、焼きそば、勿論、アメリカで合法です❣ 因みにこの春から、ニューヨークでは一定量のマリファナも合法です。
