『明石家サンタ』史上初の「山形なまりがキツすぎて合格」!? 笑撃の“珍事”続発で深夜3時にトレンド1位ぶっちぎりの大反響

  by 田中周作  Tags :  

広瀬アリスも実は必死に電話していた!? 24日深夜の『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2021』(フジテレビ系)。「聖なる夜に、不幸話で大爆笑」をキーワードに、明石家さんま扮する“明石家サンタ”と、パートナーである元フジテレビアナ・八木亜希子がお送りするクリスマスイブの恒例特番だ。今回反響を呼んでいた不幸話は例えば……。

サメに噛まれて20針縫うケガ

54歳、趣味でサーフィンをしている男性。サーフィンをしている途中、海から飛び出してきた大きさ不明のサメに、左足のふくらはぎから、かかとにかけて噛まれたという。幸い命までは奪われなかったものの、20針縫うという大怪我を負った。

当日のネットニュースの見出しは、上から順に「コロナ」「オリンピック」「サーファーサメに噛まれる」というものだったとか。「治療しているときにこれは『明石家サンタ』に話そうと決めました」と、タフなメンタル。ゲットした賞品はスケートボードと、アウターのセット。

あの歌を歌っていたのは私です

深夜2時過ぎにかかってきたのは、「ヤマノサトコ」と名乗る女性。「どんな不幸話を?」という問いに「不幸なことっていうか、毎年、この番組で、さんまさんが鐘を鳴らすときに流れる歌がありますよね。『♪お~めでと、クリスマス、♪お~めでと、クリスマス……』。あれ、私の歌なんです」。まさかのカミングアウトに、さんま、八木も驚き。電話の主は歌手の山野さと子さん。
 
約30年前、『We Wish You A Merry Christmas』(ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス)の日本語バージョン『おめでとうクリスマス』の録音をしたという。

だが、つい最近になって『明石家サンタ』に流れている歌について、友達から「あれって、さと子ちゃんの歌じゃない?」と言われて応募したという。さらに、この山野さんは「♪こんなこといいな できたらいいな」の出だしから始まる『ドラえもん』の主題歌『ドラえもんのうた』を、1992年から2002年までの20年間歌っていたという。

帰省したら、家がなくなっていた

都内在住の50代女性。コロナが落ち着いて東北にある実家に帰省すると、「家がなくなっていた。更地になっていた」と衝撃告白。「なんで?」と聞くさんまに「分かんないです」と答えつつ、しかも母親もすでに他界していたと明かした。

唯一の肉親である妹に連絡を試みるも、音信不通。その妹の元夫に何とか連絡がとれて詳細を聞くと、妹はパチンコで大損し、その借金の返済のために家を売り払っていたそう。しかも先祖代々の墓まで売却。現在は噂によると国外逃亡し、海外で暮らしているという。にわかには信じがたいエピソードに、さんまが「ウソやん! ホンマ、それ?」と驚くと、「ホンマ! だから小説より奇なり!」と気丈に答えていた。

山形訛りが強烈すぎて…

番組終了まで残り3分、事前にハガキから応募してきたという52歳の男性。だが、お住まいが「山形の寒河江」という場所であることと、「コロナで仕事がなくなって太った」というところまでは何とか聞き取れたものの、訛りがキツすぎて、他の言葉がさっぱり聞き取れず

さんまも「えっ?」「えっ?」「えっ、なんですって?」と必死に繰り返して聞き返すもやはり聞き取れず、完全撃沈。八木亜希子も笑いだし、机に突っ伏した。もはやお手上げ状態のさんまは鐘を鳴らし、エピソードを聞かないまま合格に。競輪レースの命名権をゲットしていた。

小粒ぞろいではあったが、「実家が更地」「訛りで合格」という最後の2つで巻き返した印象のある今回。オンエアされた深夜3時半までトレンド1位をキープしていた。セミプロともいうべき常連さんたちのダル絡みは閉口するものがあるが、これで年を越せそうだ。

ライター。