精神病患者に 10発も 弾丸 を当てた ニューヨーク市警 クリスマス目前 銃の悲劇

  by あおぞら  Tags :  

 クリスマス・イヴの朝、ニューヨークタイム紙のニュースチェックをする。最初に見るのはニューヨークのニュースだ。23日付、痛ましいニュースを目にした。

Brooklyn Man Shot by the Police Was Mentally Ill, Family Says
The killing of Eudes Pierre, 26, underscores the need for alternatives to having the police respond to mental health episodes, activists say.

警察に撃たれたブルックリンの男は精神的な病を患わっていた、と家族の弁
被害者の26歳、ユーデス・ピエールの殺害は、活動家曰く、警察は精神病患者への対応法対策の必要性を強調している。

 記事にはこうある…..

家族と警察によると、月曜日にブルックリンでニューヨーク市警に射殺された青年は精神病であり、自殺未遂中に警察官に遭遇した。

警察によると、クラウンハイツ出身の26歳のユーデスピエールは、月曜日の早朝、イースタンパークウェイの地下鉄ウティカアベニュー駅の近くで包丁を持って警官に突進したとき、10発撃たれて殺された。

「私の息子はいい子だった」とピエール氏の母親であるマルグリット・ジョリベールは水曜日の記者会見で語った。 「彼は病気でした。 彼は精神病を患っていた。 彼は動物のように殺されるに値しませんでした。」

 射殺したニューヨーク市警の人種は記事では触れられていないが、10発も撃たれた被害者の写真は黒人青年だ。事件現場のウティカアベニュー駅には何度か行ったことがある。黒人街でアジア人の私が歩くと確実に奇異に映る。ニューヨーク住まいの人なら、その辺りの治安がよくないのはわかる。

 治安が良くない黒人街の警備には特にニューヨーク市警は強化対策をとる。しかし、この事件の悲劇性は黒人青年が果物ナイフほどの小さなナイフを所持し、警察に向かって行ったら警察は被害者に銃口を向け10発も撃ってしまったことだ。

 この青年の精神的病は度外視しても、果物ナイフで向かってこられた警察は保身のためにその場しのぎで殺したとしか思えない怠慢ぶりだ。

 殺害された母親の記者会見での言葉が辛い… 「彼は病気でした。 彼は精神病を患っていた。 彼は動物のように殺されるに値しませんでした。

 日本の警察も問題はある。しかし、アメリカのような銃社会ではないので日本の警察は銃の取り扱いについては慎重で、アメリカのような、無駄な発砲で被害者を射殺することは無いに等しいと思う。

 精神病を患った青年の母親はご苦労も多かったと思う。被害者が小さいけれどナイフを所持していたのは不覚だったろうが、それにしても、ニューヨーク市警の10発もの弾がこの青年に撃たれたことを思うと、警察よ、何しているのだ!と、憤りと不安を感じる。

ニューヨークから発信しています