【VR動画あり】運動という言葉にも拒絶反応を示す人でもパーソナルトレーニングは何をする?

  by 古川 智規  Tags :  

パーソナルトレーニングと聞くと、ジムに通う人たちがさらに一歩進んで体を鍛えるというイメージがある。生活様式の変化でジムに行けない日々が長く続き、体がなまっていると訴える人は確かに多いだろう。
しかし、そもそもスポーツやトレーニングという言葉も嫌なほどスポーツ嫌いな人は、もっと体の不調があるはずだ。もっともそういう方は基本的には病院を受診すべきなのだが、「何となく…」とか「体を動かさないといけないのは分かってはいるけれども…」という人が多いのも事実だろう。

そういう人も含めてJIZAIE(ジザイエ)が行うオンラインでパーソナルトレーニング「ZENNA」を取材した。
そもそも記者はスポーツは嫌いだし、できることならば体を動かしたくない。なんならトレーニングという言葉自体にも拒絶反応を示す。そういう人が果たして何のトレーニングをするのか、仮にやったとしてもカメラの前で的確な指導が受けられるのか、そういう謎だらけの疑問を直接ぶつけてみた。本来はオンラインで行うものだが、取材のため特別に対面で行うことになった。指導してくれたのはZENNAチーフトレーナーの末吉史英さん。

医療が必要な方は病院に行ってもらうのは当然として、末吉さんが学んだのはスポーツでもトレーニングでもなく解剖学。ヒトの骨格や筋肉等がどのようになっていてどのように動き、どこが不調なのかが対象の人の体の動きを見ればわかるという。よって、記者が行っているインタビューはそのままオンラインでのトレーニングになる。ただしゃべっているだけである。もっともカメラの前で歩いてもらったり、座ったままで特定の部位を動かしてもらうことはあるという。しかし、望まないいわゆる「トレーニング」をすることはないし、体を動かすこともない。そもそもなぜ運動が嫌いなのかの分析や、今後何からすればよいかを的確にアドバイスしてくれることからスタートする。

そういうことを繰り返していくうちに、自分から少しずつ動くようになり気が付いたら走っている(ジョギング等)ということになるようだ。よって、体を鍛えたいもともとからジムに通う方にはそういう方法で、記者のようにスポーツと聞くだけでも嫌な運動嫌いな方には、自分から体を動かしてもいいと思えるようなイメージトレーニングから始める。

文章で綴ってもわかりにくいと思うので、インタビューの一部を動画でお伝えする。360度VR動画なので角度を変えてごらんいただきたい。対面で話しているが、パーソナルトレーニングの実際はこれをオンラインで行う。
インタビューには同社広報担当の渡邉さくらさんにも加わってもらった。

■オンラインで行うジザイエのパーソナルトレーニングはスポーツ大嫌いでも大丈夫?
https://youtu.be/X0TJl46icPY

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さて、インタビュー終了後に生活様式の変化でそうでなくても動かさない体に違和感があるので個人的に相談してみた。駅の階段を下るときにひざに違和感を感じたのだ。痛いという明確なものではないが違和感がある。すると末吉さんは「お皿が動きにくくなってますね」と、状況を聞いてすぐに記者のひざを手で持って前後左右に振りだした。オンラインであれば自分でできるように見せてくれるので同じことだ。「あまり体を動かさないのでひざのお皿が動きにくくなっているんですよ。前後座右に動かしてあげれば、そのうちスムーズに動くようになりますので違和感はなくなりますよ」と、まるでX線画像を見てるかの如くアドバイスしてくれた。

それから約1週間。家にいるときにはひざを回し続けていたが、いつの間にかやめてしまっていた。というよりも違和感そのものがなくなったので、そんなことは忘れてしまっていて本稿を書いている今、思い出したというのが正しい。

最後に寝たままでできるストレッチのポーズを教えてくれた。寝たままで体を特に動かすことなく疲れもせず時間もさほどかからないトレーニングで、オンラインで話している内容から最適でイヤだと思わない方法を選択してくれるのが魅力だと感じた。
しつこいようだが、特に運動やスポーツが嫌いな方で、意識がある方や体の不調が心配な方は病院に行くようになる前に予防の観点からも、無料体験もあるので門をたたいてみるのもいいかもしれない。

※写真はすべて記者撮影撮影

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

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