アメリカのニュースで最近頻繁に報道されているのが、クリームチーズ不足である。スーパーマーケットでその現実を知らされたのは、クリームチーズ売り場のクリームチーズの棚は根こそぎ空っぽだった。
一般家庭でクリームチーズが不足してもそれ程困ることはない。せいぜい、朝食のベーグルに塗るクリームチーズをバターに替えればいいくらいだろうが、ニューヨークの有名チーズケーキ専門店、ジュニアーズのチーズケーキにとっては大問題である。
12月9日付のCNNはこのクリームチーズ不足で、先のジュニアーズが困っているニュースを掲載していた。
Junior’s Cheesecake has a big problem: Not enough cream cheese.
The company’s cheesecake is made from about 85% cream cheese, making it impossible to prepare without that key ingredient. The shortage meant the company had to pause cheesecake production on Friday in its Burlington, New Jersey, baking facility because it didn’t have enough of the ingredient, according to owner Alan Rosen. It reopened Sunday, after a frantic Saturday trip to pick up more. But it will have to pause production again on Thursday, Rosen said, as the problem persists.
記事によると『チーズケーキの主成分は85％がクリームチーズのため、それなしではチーズケーキは作ることが不可で、経営者はチーズケーキ工場があるニュージャージー州バーリントンの生産を金曜日に一時的に停止した。土曜日に再開するものの、クリームチーズ不足は解決されずで、木曜日に再度中止の必要あり』
不思議なもので品薄と言えば人間の心理はそれを食べたくなるもので、その心理は皆に広がるものなのだろう。
このジュニアーズのチーズケーキは本店がブルックリンにあり、チーズケーキだけでなくレストランとして営業しており、店内はなかなか可愛らしい作りでブルックリンでも、マンハッタンからわざわざ出向く人も多い。また、マンハッタンにもジュニアーズのチーズケーキの店舗はある。
人気のレストランのジュニアーズは、折角、店内飲食も可能になったのに、肝心のクリームチーズ不足で客足が遠のく心配で不安だろう….
たかがクリームチーズと一般市民は思っていても、ジュニアーズのようなチーズケーキの有名店ではなんとの深刻な問題だろう。
(Photo:https://www.amazon.com/Juniors-Cheesecake-Original-Plain-Serves/dp/B07SH14HQN)
