バカ旨い!今、情熱の「京都南区ラーメン店」が注目の的!

  by 丸野裕行  Tags :  

どうもライターの丸野裕行です。

前回は、ラーヲタYouTuberが厳選した「旨すぎるラーメン」の数々を続々とご紹介する、大好評の《京都ラーメンシリーズ》。今回は京都・大阪・神戸をメインに、無数にあるラーメン店を食べ歩き、情報誌や書籍、ラーメン通のサイトで活躍するライターさんに情報をいただき、京都南区にある“バカ旨ラーメン店”を4軒ご紹介したいと思います!

連載:京都ラーメンシリーズ
https://getnews.jp/search/%E4%B8%B8%E9%87%8E%E3%80%80%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3

筆者も実際に食べに行って思わず唸った「店主の個性あふれる一杯が食べられる京都南区の厳選ラーメン店」の数々、あなたも実際に足を運んで、食べに行っているという気分でお楽しみください!

ではいってみましょう!

南区吉祥院石原町 『大福ラーメン』

吉祥院に昭和チックでノスタルジーな雰囲気をたたえたラーメン店を見つけてしまいました! 店内に入れば、奥行きのある長カウンターがさらにレトロ感を増してくれます。

メニューは、ラーメンメニューとチャーハンなどシンプルな品揃え。そこで選んだのは、やはり《ラーメン》一択。このメニューの潔さがいいですね。目の前に出てきた《ラーメン》は、表面を覆う適度な豚の脂と油分が漂い、ちょっとばかり濁りがあるという醤油のスープ。食欲をそそりますね。

粗目のネギと歯ごたえのよいメンマ、さらにチャーシューが浮かんでいます。レンゲでスープを啜ると、イメージとは違う豚の風味でパンチがあります。これは、昔からラーメンに使われていた“清湯豚骨スープ”。すごく優しさを感じる味わいになっています。中細ストレート麺に豚骨のエキスが染みていき味わい深い! とんでもなく旨い昭和チックな一杯です。

店名:『大福ラーメン』
住所:京都市南区吉祥院石原町22-4
TEL:075-661-6540
営業時間:[火~土]10:30~14:00/18:30~20:30 [日]10:30~14:00
定休日:日曜日

南区西九条東島町 『ラーメン SAWA』

京都駅からしばらく歩き、ちょっと汗ばんだ体で空を仰げば、そこには浮かんでいたのは、渋い看板に《さ》の字。そこには、『ラーメンSAWA』が! しっかりと濃い目のラーメンをいただこうと思ってやってまいりました。

メニューといえば、こってり系とあっさり系、さらに溶点の低いチャーシューがこれかとばかりにのっかったチャーシュー麺。いいですね。でも、ここは美味しいから揚げが食べたいので、シンプルな《ラーメン》にしました。

《チャーシュー麺》は、チャーシューが二重にかさなってなかなか麺が出てこないのですよ! だから、麺カタでとか計算しないといけないわけです。ストレート細麺は福岡で毎日食べましたが、やっぱり京都の細麺も捨てがたい!伸びた状態で食べるわけにはいかないわけです!

スープは、こってりした濃い目のものでパンチがありますし、麺とのバランスもいい! そこで口中に放り込んだチャーシューがまたいいんですよね。京都で食べる豚骨系のこってりラーメン。素晴らしいのひと言です!

店名:『ラーメン SAWA』
住所:京都市南区西九条東島町7-4
TEL:075-662-5596
営業時間:[火~金・土・日]ランチ:11:30~15:00 ディナー:17:00~26:00
定休日:月曜日

南区東九条南烏丸町 『三興飯店』

八条口の雑多な街並みの中で、懐かしの中華料理店といった趣きのラーメン店が『三興飯店』。いろいろと旨い料理が揃っているんですが、やはりこのお店は《ラーメン》。醤油味のスープはあっさりとしていて、ダシがかなり効いています。昔ながらの中華そばなんですね。この食べ飽きないラーメンは、地元の人に愛されています。

ここでのオススメラーメンは《牛すじラーメン》。牛すじがとろりとスープに溶けながら、肉のエキスをいただいている感じのラーメンなんですね。こいつは珍しい! 柔らかめの麺と煮凝りになったような牛すじが混然一体となって、口中に飛び込んできます。

具は、ボリューム感のある牛すじ、固ゆで卵、海苔とネギ、メンマです。すべてのバランスを考えての具材がうれしい一杯でした。

店名:『三興飯店』
住所:京都市南区東九条南烏丸町32
TEL:075-661-3517
営業時間:11:30~14:00 17:30~22:00
定休日:月曜日

南区吉祥院中島町 『らーめんみずき』

駐車場完備の『らーめんみずき』はコクいっぱいの鶏ガラ京都醤油ラーメン。店内はいかにもラーメン店というスープの匂いが充満。カウンター席に陣取ると、メニューは結構たくさん揃っていますね。

運ばれてきた《特選ラーメン》は、素晴らしい醤油の香り。表面には、京都ラーメンならではの背脂がたくさん浮いていて、チャーシューやメンマ、刻みネギが盛りつけされた典型的な背脂チャッチャ系醤油ラーメンなんですね。

スープを飲むと、旨味が十分に出た鶏ガラとたまり醤油の風味が口いっぱいに広がります。さらに、その奥に豚骨の旨みも感じるのがなんだか小気味よい。細麺は加水率低めで歯切れ良く、スープを絡めとった状態がとっても旨いんですね。豚バラチャーシューも食べ応えあり。京都ならではのラーメンだと思います。

店名:『らーめんみずき』
住所:京都市南区吉祥院中島町2-2
TEL:075-661-5077
営業時間:[火~金・土・日]ランチ:11:30〜15:00 ディナー:17:00~26:00
定休日:月曜日(日曜は昼のみ営業)

京都南区といえば、大きな工場を持つ企業がたくさんある場所になります。広い幹線道路を大阪へ向けて走れば、両側には大企業の看板だらけ。ですから、いろいろな飲食店が集い、ある意味“食の大国”といってもいいほど高満足度のエリアなんですね。仕事をする人々のお腹を満たす南区の京都ラーメン。あなたもぜひ立ち寄ってみてください。

この京都ラーメンシリーズ、京都らしい味が数多くあり過ぎて、全然紹介しきれません!
次回も私が暮らす京都の一歩踏み込んだ“めちゃくちゃ旨いラーメン店”をご紹介しようと思います。

※各店舗、新型コロナウイルスの影響により、営業時間・定休日等が記載と異なる場合がございます。ご来店時は、事前に店舗へご確認をお願いします。

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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