11月30日から全国のローソンにて、ミツカンの「ぽん酢」を使用したお酒「ぽん酢サワー」が発売され、注目を集めています。
「えっ、ぽん酢ってあのぽん酢!?」と驚いてしまう方が多いかもしれませんが、使用されているのは醤油と酢をベースにした「味ぽん」ではなく「ぽん酢」。柑橘果汁と酢で作られた緑色の調味料の方なのでご安心を。
11月30日(火)、
全国のローソンさんで、ぽん酢サワー缶、
発売されます!!#ローソン#ぽん酢サワー pic.twitter.com/dvh91GL3mi— ぽん酢サワー公式 (@_ponzofficial) November 26, 2021
こちらが発売されることになり、なんとぽん酢サワーのTwitter公式アカウントの中の人から筆者のノジーマに対し「ぜひ一度お礼をしたい」とご連絡をいただきました。
実は2年ほど前にガジェット通信で「ストロングゼロにぽん酢を入れるとウマい!」という内容の記事を書いたところ、SNSなどでそこそこ反応がありまして。
“ぽん酢じゃない方のぽん酢”をストロングゼロで割るともうダメ! あまりにも幸せすぎてもうダメ!!
https://getnews.jp/archives/2247487[リンク]
ミツカン社内でもこの記事は共有され、ぽん酢ストロングゼロのネットでの盛り上がりを見て「これはぽん酢サワーを推したらおもしろいのではないか」と考えるきっかけになったのだそう。
その後、ミツカンではぽん酢サワーのサイトや公式SNSを立ち上げ、居酒屋などへの営業などを続けることでぽん酢サワーの認知度と人気がジワジワと上昇。そしてこのたびぽん酢サワー缶の全国発売に繋がったというのです。まさかぽん酢ストロングゼロがぽん酢サワー缶発売のきっかけになっていたとは……!
ぽん酢サワーアカウントの中の人からのお誘いを受け、ご招待いただいたのは東京駅にある「羽田市場食堂」という新鮮な魚類が食べら得れる居酒屋さん。こちらのお店は今回が初訪問だったのですが、店内にはぽん酢サワーのポスターが貼られ、天井からはぽん酢サワーの提灯がところ狭しと吊り下げられていました。まるでぽん酢サワーの聖地のような雰囲気……!
羽田市場食堂東京駅店ではミツカンによる営業提案をきっかけにぽん酢サワーを導入したそうなのですが、もともとぽん酢は魚類との相性がいい調味料。となるとぽん酢サワーとも抜群に合うのは当然。1杯250円という安さも相まって大ヒットメニューとなり、今やぽん酢サワーが最も売れているドリンクになっているのだとか……!
ドリンクカウンターには焼酎のボトルと並んで業務用ぽん酢が置かれているという異様な光景!
ぽん酢サワーアカウントの中の人によると、ぽん酢サワーの発祥は居酒屋で「味ぽん」を発注したと思ったら「ぽん酢」が大量に届いてしまい、「ぽん酢」を消費するための苦肉の策として生み出されたものだという説が有力なのだそう。そんなぽん酢サワーが徐々に市民権を得て、ついにエース級の扱いを受けるまでに上り詰めているわけです。これは感動的だなあ……!
もちろんこの日はぽん酢サワー缶の全国発売を祝して、ぽん酢サワーで乾杯! 早速グビグビっといただきます!
ぷはぁーっ、うまいっ! ぽん酢は柑橘と酢による調味料なのでシークヮーサーサワーやお酢のドリンクなどのように酸味が強く、フルーティーでありながらも甘みはほぼゼロ。めちゃくちゃスッキリしていて飲みやすい! お酢ドリンクを飲んでいるような気分にもなるので、お酒を飲んでいるという罪悪感が薄れるのも最高です。
今回はおつまみとして新鮮な刺身や揚げ物などを中心にいただいたのですが、これがまたぽん酢サワーと本当に合う!
一口ごとにぽん酢サワーで口の中がさっぱりとリセットされるのが嬉しいし、刺身は酢飯と一緒に食べているような、揚げ物だとレモンをかけて食べているような感覚も味わえたり。居酒屋でいろいろとつまみながら飲んでいると、ぽん酢サワーは食事と合わせやすいお酒なんだなあと実感しますね。居酒屋を中心にジワジワと認知されていったというのも納得です。
ぽん酢サワーアカウントの中の人とぽん酢サワーを飲み交わしながら、商品開発の裏話やぽん酢サワーにまつわるいろいろな話を聞かせていただいたのですが、特に感動したのはぽん酢のラベルの話。上の写真は我が家に常備しているぽん酢の瓶なのですが、最新のぽん酢のラベルを見てみると……
オススメの使い方の一番最後がしれっと「シーフード」から「お酒の割り材」に変更されているんですよね。ついにぽん酢サワーが公認された感がすごい!
全国のローソンで発売されているぽん酢サワー缶は数量限定発売となっているので、飲んでみて気に入ったという方はぜひぽん酢の瓶も入手してみてください。ぽん酢30mlと焼酎45mlを炭酸水105mlで割るのがおすすめの作り方だそうですよ。
また、ぽん酢サワー缶はぽん酢を入れすぎると缶が錆びてしまう可能性があることから、ぽん酢が若干薄めに作られているそう。家で飲むときはグラスに注いで“追いぽん酢”をしてお好みの味に整えるのもオススメです!