アメリカのお菓子類のドギツイ色合いには未だに慣れませんね。デコレーションケーキ専門店がイーストハーレムの116丁目にあるのですが、ドアの両側の全面ショーウインドウには、2段重ねのド派手な原色のクリームで、度肝を抜く配色にびっくり👀❣
アイスキャンディ―で、アメリカ国旗の赤、白、青の3色が首都のワシントンDCのストリートで観光客相手に売られていますが、青部分が特に酷く、舌が真っ青になります。
ジェロというゼリーも子供たちに人気ですが、これには色の見本市みたいにいろんな色が売られていますが、このゼリーの真っ青も売れ筋で、こういう色の食品に慣れ親しむアメリカの子供たちって不健康に思いますね。
日本から小包みが送られてきて、その中に昔懐かしいマーブルチョコレートを見つけました。先ず、量が少ない割に紙製の筒で、捨てるものなのに随分お金をかけていると印象で開封すると、マーブルチョコの色合いに感激です❣ 色が繊細で、オシャレで、知的でした。
だって、マーブルチョコレートの原形のアメリカのM&Mチョコレートは、↑写真のようなバキバキの色合いです。この色とマーブルチョコレートを比べると、そりゃマーブルチョコレートの方が優れているでしょう。
アメリカはシリアルにさえ、七色のものが子供用に売り出されています。興味本位で買ってみたら、着色料のせいか不自然な味がしました。大人でそう感じるのだから、アメリカの食品添加物の基準に通って販売されていても、特に子どもの体には良いとは思えませんでした。
クリスマスシーズンにはクリスマス仕様のクッキーが焼かれ、アイシングと言う粉砂糖と水や卵白で表面をコーティングするものが売られていますが、このアイシングの色がクリスマスカラーの赤と緑は、忖度なき赤と緑というか、絵の具の色、そのまま使っているようで、食品でありながら容赦ない濃すぎる赤と緑です。ここは日本人は驚きますね。
アメリカ人はこのような、ド派手な色合いのお菓子を幼い頃から食べていたので、自分達が成人になり子供を持つ年齢になった時、ノスタルジーで派手な食品を買ってしまう傾向があるそうですね。M&Mの派手さはまだ許せても、この色合いのクリームがベットリ塗られたデコレーションケーキはどうなんでしょう?
ところでM&Mの成り立ちが面白いので、皆様にお知らせしたいと思います。横着でウィキペディアから一部抜粋して、以下転記いたします。
M&M’Sが開発されたきっかけは、アメリカ陸軍の兵士たちの要望によるものだった。南太平洋に展開していた陸軍部隊を監察官が視察した際、兵士が「口の中で溶けて、手に溶けないチョコレートを開発してくれ。単純で当たり前のことだろう」と嘆願した。当時軍が支給する食料に含まれていたチョコレートは南太平洋の暑さですぐに溶けてしまい、甘いものを楽しみにしている兵士達をがっかりさせていた。そこで試行錯誤を重ねて開発されたのがM&M’Sだった。
今は冬ですから、チョコレートをバッグに入れていても大丈夫ですが、真夏は無残に板チョコは袋の中で溶けてしまいます。バッグ内の温度も急上昇ですからね…. その点、M&Mは夏の熱さにも溶けません。
色合いはド派手ですが、M&Mに関しては、この派手さも受け入れたいと思います。しかし、デコレーションケーキの原色のクリームはいただけないなァ….