ドミノ・ピザ ジャパンは期間限定でクリスマス特別メニューを発売している。今年のクリスマスのコンセプトは、「贅沢（ぜいたく）」。チキンはもちろん、ビーフやポーク、ホタテやエビをふんだんに使い、アツアツにローストしたり、渡り蟹ソースで味付けした「クリスマス贅沢クワトロ」は、今年のクリスマスをさらに特別なものにする。早速食べてみたのでレビューする。
クリスマス特別メニューのコンセプト「贅沢」の内容は次の通り。定番チキンはスモークチキン＆バジルソースでさらにぜい沢に。そしてチキンだけでなく、エビとホタテの渡り蟹ソース、イタリアンジューシーローストポーク、備長炭炭火焼ローストビーフの３つの特別メニューを用意。この４つの味を一度に楽しめる「クリスマス贅沢クワトロ」は、「スモークチキン＆バジルソース」「エビとホタテの渡り蟹ソース」「イタリアンジューシーローストポーク」「備長炭炭火焼ローストビーフ」の、日本人好みの4種のトッピングが一度に味わえるとのことだ。
「イタリアンジューシーローストポーク」は、外はカリッと中はジューシーに焼き上げたイタリア産ポークを使用。定番のローストポークをぜい沢に仕上げた。トッピングのパプリカの赤、ほうれん草の緑がクリスマスのムード満点。ポークのジューシーさに加えて、トマトの酸味が全体を引き立てる。トマトは日本では生で食べる野菜だが、実は熱を加えても美味しいのでこれを味わうのがよい。
「備長炭炭火焼ローストビーフ」は、グレイビーソースのうまみと炭火焼を美味しくするのに欠かせない備長炭でじっくり焼いた独特の香りがマッチする一品。こちらもトッピングのチェリートマトの赤とほうれん草の緑がクリスマスのムード。似たような構成だが、こちらはポークではなくてビーフ。トマト、ほうれん草ともに大き目でガッツリ食べた感が強いので最初に行くべきはこれかも。
「エビとホタテの渡り蟹ソース」は、プリプリのエビとホタテの豊かなコンビネーションに、特製の渡り蟹のムースソースをトッピング。こちらもトッピングのパプリカの赤とパセリの緑がクリスマス。打って変わってシーフードだ。肉系と違いあっさりとした、しかしカニ、エビ、帆立という三者は濃厚なシーフードでみんな大好きシーフード。よってぜい沢感も満足感も高い。
「スモークチキン＆バジルソース」は、クリスマスの定番チキン料理をさらに豪華にアレンジ。香ばしさをアップするさくらチップを使ってじっくりスモークしたジューシーな鶏もも肉に、爽やかなバジルソースを合わせた。トッピングのパプリカの赤とアスパラの緑がこのピースのクリスマスだ。大御所のチキンはスモーク物で味わい深いが、あえて言うとこのピースの目玉はグリーンアスパラ。見た目の緑もそうだが、肉に合わせる「肉厚」なアスパラは黄金の組み合わせと言える。みずみずしいテイストは後味も良く最後に行くべき締めのピースとした。
なかなかぜい沢な全部入りピザなだけに、どこから食べてもよいがでっかいピザを前にして好きなものから食べるのか、あるいは楽しみは後に残すのかという、永遠の性格テーマが隠れているワイワイガヤガヤ楽しめるピザだ。
※写真はすべて記者撮影
