5番街に近い東側41丁目には、日本のパンやケーキを売っているカフェ ZAIYA があったのに、このコロナ下で気づかぬうちにひっそりと閉店していた。
もぬけの殻になった姿に、そこに日本のケーキ&パン屋があったことを思い出した。かつては通りの大きなガラス窓の内側テーブル&椅子に、ほぼ、アジア人の日本人と思われる人たちが一杯だったのに….
そのカフェ ZAIYA では、日本のような写真↑ の食パンが買えた。このようなパンはアメリカのスーパーマーケットでも、パン屋でも見かけない。あるとすればチャイナタウンや韓国人街のパン屋さんにだ。ただ、日本のパン屋のほうが圧倒的に美味しいし、食品技術が高い。
アメリカの食パンは日本のような食べ応えのあるものでなく、パンの耳は決して固くなくフニャフニャである。よって本体の食パンもフニャフニャである。
日本のパンの技術は本当に素晴らしい。在米日本人でニューヨークのような大都会に生活していると、日本の食パンは日系スーパーで入手可能だが、日系スーパーのないような地域では、日本の耳のしっかりしている食パンは夢のまた夢。
アメリカで日本の食パンをトースターで焼いて、バターを塗る時のあのバターナイフとトーストが接触して作り出す心地よい独特のサウンドにワクワクするくらいだ。
ニューヨークで日本の食パンのトーストを毎朝食べられる人がいるとしたら、相当のお金持ちだと思う。
アメリカの食パンはただ膨張しただけのような代物で、慣れてしまったから仕方ないが満足度が異常に低い。その割にスーパーマーケットに行けば、多くの会社の食パンが陳列されている。
日本の食パンのようにギュッと詰まっていないので、日本単位の一斤というサイズはなく一袋は3倍ほどの大きさだ。
日本のパン屋がニューヨークでビジネスを行えばきっと成功すると思っていたら、韓国のパリバケット(PARIS BAGUETTE)というチェーン店が、今、マンハッタンで大人気。韓国ではパリバケットと呼ばれているそうだが、ニューヨークではパリスバゲットで通っている。
ただ、かなりの値段なのだ。日本のパン屋さんより更に高いのが難点。アメリカは漢字で書くと米国。では、米をたべればいいじゃないか?と言うわけにもいかない、パンだって食べたい。
それがそれが、パンは本場のような顔をするアメリカの実情はパンが美味しくないのだ。特に食パン🍞に関しては、圧倒的に日本の食パンが群を抜いて美味しいのだ😋。