コカ･コーラシステムは紅茶ブランド「紅茶花伝」の「クラフティー」シリーズから、瀬戸内レモンエキスと贅沢しぼりレモン果汁を使用した「紅茶花伝 クラフティー 贅沢しぼりレモンティー」を2021年10月11日より全国発売している。
さまざまなフレーバーティーを展開する同シリーズだ。しかしレモンティーといえば日本人には非常になじみのあるフレーバーティーで、レモンが入っているだけでどこまで違いが出せるのか興味がある。
同社によると「紅茶花伝」は、フラッグシップの「紅茶花伝 ロイヤルミルクティー」と“紅茶に果汁をたっぷり注ぐ”コンセプトが人気の「紅茶花伝 クラフティー」で支持されている「こだわりの厳選素材とおいしいひと手間」をブランド全体に昇華させ、本格的で多彩な味わいを楽しめる上質な紅茶ブランドとしての位置付けを強化したとのことだ。
「紅茶花伝 クラフティー 贅沢しぼりレモンティー」は、「クラフティー」シリーズの新しいラインナップとして、瀬戸内レモンエキスと厳選レモン果汁を使用し、仕上げのはちみつで甘さスッキリに整えた、製法にこだわった上質なレモンティーということ。
飲んでみると、最初にひらめくワードは「濃い」である。どちらかというとスッキリさっぱりでゴクゴク飲める方向に振った商品が多い中で、本品は非常に濃い味だ。そして次に出てくるワードは「はちみつレモン」である。上質な紅茶を標榜する同シリーズにはもちろん人工甘味料は使用されていないが、それにしても紅茶に砂糖だけの甘さではない。はちみつが使用されていることにより、甘さにもレモンの酸味にも深みが加えられ高い地点で融合しているように感じた。
同ブランドのピーチやオレンジも同様だったが、単なるフレーバーにとどまらず果汁をできる限り使用し、自然なフルーツの風味とはちみつの深みある甘さを紅茶で引き締めたような濃く心地の良いティータイムを享受できる。
寒い冬の温かい室内で飲むアイスのレモンティーは心にも体にもじんわり心地よい安らぎを与えてれるので、この冬は冷蔵庫に備えてみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影
