眞子さんが日用品の買い物に一人で出かけられ、それがイギリスのタブロイド紙にパパラッチされた。買い物帰りの大きな紙袋を両手に持ち、肩にもかけた姿でキョロキョロっとする動画もあげられ、迷子の意味の gets lost とデイリーメール紙に表現されていた。
これに関してニューヨーク在住の筆者が、僭越ながら説明させていただくと、この写真が撮られたとされた場所は、↑上記写真のコロンバスサークル(コロンブスとは呼ばない)と推測する。
中央の円の中にアメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスの恐ろしく高い銅像が真ん中に立ち、この円を中心にブロードウェイと8番街とセントラルパークウエストと59丁目が交差する複雑な地形である。
住人であれば迷うことはないが、新米の眞子さんなら戸惑って当然の難易度の高い交差点である。加えて買い物に出かけたのはおそらく夕方だったろうが、買い物を終え帰宅時にはもう日は落ちていたので、夜の風景は自分が想像した姿とは全く違ったので驚いたのだろう。
デイリーメール紙の写真を見て感じたことは、『眞子さんは根性がある❣』だった。なぜならあのような大きな荷物を複数持ち歩く女性をニューヨークでは見かけないのだ、私ですらしない。
手助けのない買い物なら、面倒でも数回に分けて買い物に行き、大荷物を複数持つ姿を人に見せないようにする。ニューヨーカーは体裁を気にするのか、女性であのような両手、両肩フル活動の姿はあまり見かけない。
だからこそ、眞子さんの健気さに感心したし、元皇族と言えども肝が据わっているとその根性に驚いた。ニューヨークで生活する覚悟は出来ていると見た。
ただ、これは眞子さんに限らずだが、知らない街、特にニューヨークのような大都会で眞子さんがされたような”キョロキョロ”は悪い人のカモにされやすいことは知っていただきたい。
眞子さんのキョロキョロがそれでも大丈夫だったのは、Bed Bath and Beyond のロゴ入りの紙袋だったからだ。この店は全米展開の家庭用品、日用品、家具等が販売されており、日本で言うところのニトリに近く、またIKEA風ととらえてもいいと思う。この紙袋を持った買い物帰りの人は即ニューヨークの住人と人は認識するだろう。
それ以外で荷物も持たず、キョロキョロと街中でしていると、堂々としている人が多いニューヨークでは、逆に目がいってしまうのだ。
今回、イギリスのタブロイド紙に不覚にも「迷子」と形容されてしまったが、理由は2点、①外出時は明るく、帰宅時には日が落ちてしまっており様子が一変していたこと。そして、②コロンバスサークルと言う比較的迷路に立っていたことだ。
今現在、専業主婦いらっしゃるので時間は十分あるのだから、細目に買い物に行くのもいいし、その分、街に慣れてくる。
ただひとつ、気になったことは、ここはニューヨーク、眞子内親王時代の日本とは違い警護もないようだ。アメリカでは誘拐事件が今も多い。ここまで有名になっている日本の元お姫様が、誘拐のターゲットに晒されないかは憂慮する。
筆者は正真正銘のコモナー(平民)であるから、夜ハーレムを歩く蛮行もした。しかし、今、急に元プリンセスの立場だと勝手にワープしてみると、昼日中の外出もパパラッチや、在ニューヨークの日本人の目を気にして出かけるのを躊躇すると思う。
そう思うと「眞子さん、迷子」とイギリスのタブロイド紙、デイリーメールの記事にされても、大荷物を一人で持ち帰る根性ある雄姿に、大いに感心❣したのであった。
だって、先月までは日本にいらしたプリンセスだったのだから…