セブン-イレブンでこの季節に毎年発売されているチルド麺弁当「武州煮ぼうとう」を食べてみましたが、これが非常~に美味しかったのでご紹介させてください。
ほうとうというと山梨のご当地グルメとしてよく知られていますが、「武州煮ぼうとう」は埼玉・深谷市のご当地グルメでもあるんですね。
ただ、作り方や味には大きな違いがあります。山梨のほうとうはスープが味噌ベースで、かぼちゃがたっぷり入っているのでドロッとした濃厚さが特徴的。一方、「武州煮ぼうとう」はスープが醤油ベースで、かぼちゃを使わずに深谷市の特産物である「深谷ねぎ」をたっぷりと入れます。そのためスープはサラサラ。
セブン-イレブンの「武州煮ぼうとう」には大根、にんじん、白菜、里芋、じゃがいも、ごぼう、たまねぎ、こんにゃく、ネギ、いんげん、しいたけが入っていました。深谷ねぎにフォーカスを当てているわけではなさそうですが、野菜の量がめちゃくちゃ多い……! そのためエネルギーは334kcalと抑えられ、食物繊維はたっぷり7.5g。ダイエットをしている人にも優しいチルド麺になっています。
家庭用の電子レンジだと500Wで5分30秒加熱したらできあがり。チルド麺のお弁当は家で作ったり店で食べたりする麺料理よりも麺が柔らくなってしまいがちですが、煮ぼうとうはもともと麺をじっくり煮込むのでまったく問題なし。チルド麺というフォーマットとものすごく相性がいいんですよね。
野菜の甘味、きのこの旨味が醤油スープに溶け込み、それを麺がたっぷりと吸収。もっちりとした麺を噛みしめるたび、口の中いっぱいにやさしい味が広がっていきます。これがもう、めちゃくちゃうまい!
野菜がたっぷり入っているのと、麺が極太なおかげで食べごたえは抜群。しっかりお腹が満たされるのも嬉しいです。
こちらは宮城県、山形県、福島県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、北陸、静岡県のセブン-イレブンで税抜440円で発売中。埼玉県では埼玉県産の小麦を使用した特別バージョンが発売されているようですよ。