「あ、甘酸っぱい!」ハーゲンダッツ バー『ザッハトルテ』はチョコレートなのに先にさわやかなのが魅力!

  by 古川 智規  Tags :  

ハーゲンダッツジャパンは、ハーゲンダッツ バー『ザッハトルテ』を期間限定で全国発売している。
なんだか聞きなれない言葉だが、見る限りはチョコレートバーのように思える。どんな仕掛けが隠されているのか食べてみた。

本品はオーストリアの伝統的なチョコレートケーキ「ザッハトルテ」をハーゲンダッツ流にアレンジしたアイスクリームバーだ。ところでザッハトルテとは何かというとオーストラリアのチョコレートケーキで、ケーキの生地にアプリコットジャム(あんずジャム)を塗りチョコレートでコーティングしたものだ。それをアイスで再現したということだが、濃厚な同社のチョコアイスにアプリコットはどこまで主張することができるのかが楽しみだ。

かじった瞬間は「あ、なんか甘酸っぱい」が正直な感想だ。チョコレートの味は後からついてくる。コーティングのチョコレートは2層になっていて、その下にアプリコットソースがふんだんに挟み込まれている。そして中のアイスはカカオ70%以上のハイカカオチョコレートにハーゲンダッツの濃厚ミルクを合わせているので、これでもかというほど濃厚なチョコレートアイスだ。
意識せずともアプリコットの甘酸っぱさ、コーティングチョコが溶けてあんずチョコになり、最後に濃厚なチョコレートアイスを楽しめるなかなか凝った造りだ。

食べ終わった後の木製のバーだが、ハーゲンダッツのロゴが焼印されているのは知っていたが、今回は何か様子がにぎやかだ。これはスティックに楽しいメッセージをデザインした「ハーゲンダッツバー」で、メッセージスティックのデザインは全部で6種類。どのデザインが現れるかは食べ終わるまでのお楽しみで、記者が食べたバーには「いつも優しい癒し系のhäa(ハー)」が描かれていた。お察しの通り、ハーがあるならゲンもありダッツもある。現在は『バニラチョコレートマカデミア』『ザッハトルテ』が描かれている対象商品のようだ。
美味しさとリッチさと食べた後の楽しさまで考え抜かれているので、最後に微笑んでみるのが「正しい」食べ方なのかもしれない。

※写真はすべて記者撮影

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