アメリカではリンゴの皮を剥かないんですね。それに慣れてしまったら皮を剥く作業が面倒になりました。リンゴを食べる時、皮を剥かない分、早く食べられますしね。
しかし、果物も野菜も皮に栄養分が集中していると言われます。特に、リンゴの皮はポリフェノールが豊富で、『プロシアニジン』というポリフェノールが特に多く含まれ、それが『リンゴポリフェノール』と呼ばれており、その効力は…..
・強い抗酸化作用がある
・体内の活性酸素を除去して血流を改善する
・美白効果がある
….と栄養価抜群なのです。それをあえて捨てるのはモッタイナイ、モッタイナイ、モッタイナイ。
リンゴも皮つきで食べ続けると、皮を剥いたリンゴはなんだかしっくりこなくなります。特に子どもには皮つきリンゴを与えて、咀嚼回数を増やすのも良いでしょう。
人間って本当に大事なものを大事にしないこともあるんですね。リンゴは皮つきの方がビジュアルにも美しく、食欲を増します。そして、皮を剥く作業も省けますし、ゴミも少なくなります。
だって、リンゴの皮の栄養価を考えると、それをわざわざ剥いて捨てるというのは、大地とリンゴ農家の方々と、それを販売されている方々に失礼と言うものですよ。
リンゴ1日1個で医者いらずと言われています。日持ちもしますし、食べても美味しいし、カロリーも低いです。リンゴ1個で約100カロリーで、これはバナナ2.5本分です。
切った皮つきリンゴにシナモンパウダーを少しだけ振るだけで、まるでデザートのような味わいに変化しますので、食後のデザートにまさに最適です。
目新しくないフルーツではありますが、そこは温故知新で、リンゴを慈しみましょう!