「新ディズニープラス」の誕生を祝したイベントが超豪華! 美女と野獣・アラジン・SW…生アフレコに生歌披露

  by ときたたかし  Tags :  

新ディズニープラスのスタートを記念して27日(水)、「新ディズニープラス セレブレーションナイト」が開催され、成河、昆夏美、山崎育三郎、城田優、尾上松也、山寺宏一、清水美依紗、榎木淳弥、白石涼子というディズニーにゆかりがある超豪華メンバーが集い、一夜限りのスペシャルパフォーマンスを披露しました。アーカイブ動画も残っています。

トップバッターは、今年9月に配信がスタートした『スター・ウォーズ:ビジョンズ』から“THE TWINS”の映像に合わせて、Karre(カレ)役の榎木淳弥と、Am(アム)役の白石涼子という暗黒卿の双子を演じる二人の声優が、生アフレコを披露しました。

パフォーマンス前に榎木が「これから姉弟ゲンカをお見せしたいと思います」と宣言! 熱く、激しくぶつかり合い、叫び合う二人のパフォーマンスは迫力満点で、パフォーマンスを終えた榎木は「こんなところでアフレコをやらせていただけるなんて、なんか緊張しますね」と感想を述べると、白石も「ディズニープラスの作品はスマホやテレビでも観てもらえますけど、こんなに大きい会場のスクリーンで観ていただけるなんて」と感激の表情を見せていました。

実写版『美女と野獣』からは、成河による「ひとりぼっちの晩餐会」を披露。軽快なリズムにのって弾むような歌声で、会場を物語の世界に引き込んだ成河。歌の途中では服の袖から赤い花を出すというマジックも披露し、会場を大いに盛り上げました。「(僕の手品は)大丈夫でしたか?」と観客に呼びかけると、会場からは大きな拍手が鳴り響きました。

そして同じく実写版『美女と野獣』からは昆夏美、山崎育三郎が「美女と野獣」を披露。互いが見つめ合いながら歌う姿に、会場は一気にロマンチックな雰囲気に包まれました。山崎が「昆ちゃんと会うのは久しぶりですが、このメロディが流れると、すぐに野獣とベルになって。何度も一緒に歌ってきたのでうれしかったです」と笑顔を見せると、昆も「今までは野獣とベルの衣装で歌わせていただいたので。歌うときは、世界観をお届けできたら」と息の合ったところを見せました。

そして実写版『シンデレラ』からは城田優が、「夢はひそかに」を披露。「本来はシンデレラ役の高畑充希ちゃんがいて。本人にも連絡しましたが、『ひとりでも王子は大丈夫だよ』と連絡があって。場が持ったかどうか不安です」という城田。伸びのある歌声と力強いパフォーマンスで会場を魅了しました。

続いて『モアナと伝説の海』からは、尾上松也が「僕のおかげさ」を披露。強烈な個性を持つ劇中のキャラクターさながらに、勇ましく、言葉をたたみかけるように歌いあげる松也。「本国版で演じているのがドウェイン・ジョンソンなので。その迫力をどれくらい出せるか苦労しました」と吹き替えの苦労を語りました。

そして山寺宏一による『アラジン』の「フレンド・ライク・ミー」。軽妙なリズムに合わせて、会場からも自然と拍手がわき起こりました。そのパワフルなパフォーマンスと歌声で会場を魅了した山寺は、途中で成河が披露した赤い花のマジックを曲の歌詞に合わせて披露。山寺も「これは成河さんから借りました。歌の間もずっとこのことを考えていました。成河さん、ありがとうございます!」と語り、会場を沸かせました。

そしてステージは“ピクサー”のショーとなり、ステージには山崎、尾上、城田の3人がユニットを組むIMYの3人が再び登壇。公私共に仲良しという3人だけあって、山崎も「いつも一緒なので息はピッタリです」とコメント。『トイ・ストーリー』シリーズから「君はともだち」、そして『2分の1の魔法』から「全力少年」という、ピクサーの名曲メドレーを熱唱。3 人の力強い歌声が重なり合うと、会場からは自然と拍手がわき起こりました。そして思わず笑顔になるような楽しく、ワクワクするパフォーマンスに、会場中は一体となって大盛り上がりました。

そして新たにディズニープラスに加わった新ブランド“スター”のステージには、アルティメット・プリンセス・セレブレーション日本版テーマソングを歌う清水美依紗が登場し、「StartingNow ~新しい私へ」を披露。冒頭は確かな歌唱力を堪能できるアカペラを披露。こにピアノ演奏が加わると、ドラマチックな展開に。最後まで圧巻の歌声が会場を包みました。

ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックという世界最高峰の5つのブランドが誇る名作やオリジナル作品の数々を届けてきたディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」に、10月27日(水)から新たなブランド「スター」が加わり、ディズニー・テレビジョン・スタジオや20世紀スタジオなど、ディズニーが誇るトップスタジオ製作のドラマや映画をはじめ、日本や世界中のスタジオが制作する作品も登場しました。

ラブロマンス、スリラー、コメディなど、約16,000のこれまでにない作品の数々がラインアップされています。さらに4Kやドルビーアトモスに対応し、離れた場所でも家族や友人と一緒に視聴できるグループ・ウォッチ機能や、子供用の設定が可能なペアレンタル・コントロール、PlayStationなどのゲーム機器への対応などの新しい機能が追加され、大人から子供ま
ですべての人々が心ゆくまで安心して楽しめるサービスにパワーアップしました。新しいディズニープラスの今後にも期待したいです。

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ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo