日本もアメリカも長期間のコロナ下で経済が干上がっています。ニューヨークのマンハッタンは、街を歩くと多くのレストランの空き店舗が目立ち、それらの空き店舗に新テナントが入る様子もなく、なんだか残念な状況です。
それでもマクドナルドは閉店することもなく、手近に、身近に、格安で食べられるので、重宝され続けていますが、実は意外に高いと思うのです。ニューヨーク市のマクドナルドでも値段は違い、断然高くなるのはマンハッタンです。賃料も係わってくるのだと思います。
10月27日付、ウォール・ストリート・ジャーナルの記事から….
McDonald’s Raises Menu Prices as U.S. Worker Wages Climb
Burger giant’s same-store sales surpass pre-pandemic levels as Covid-19 restrictions loosen in major marketsマクドナルドは国内労働者の賃金上昇に伴いメニュー価格を値上げ
主要市場でコロナ下の制限が緩和されたため、バーガージャイアントの既存店売上高はコロナ下以前より売り上げ上昇
そうなんだ… アメリカのマクドナルドはコロナ下以前より、売り上げが上昇したとは驚きですね。しかも、売り上げ上昇で従業員の賃金もあげるというのは、なかなか見上げた行いだと思いますよ。
こういう良いニュースを見ると、マクドナルドが食べたくなるのはなぜでしょう? 先述でマクドナルドは閉店してないと書きながら、ここ数年、マクドナルドを食べていないので、先日、エンパイア・ステート・ビルディング近くを歩いており『そうだ、エンパイア・ステート・ビル前にマクドナルドがあったから行ってみよう❣』と思ったら、すでに他の店舗に変わっていました。
それに我が家から一番近かったマクドナルドも4、5年前に閉店し、マンハッタンのミッドタウンという便利な場所でありながら、マクドナルド撤退後、未だにずっと空き家のままです。
閉店に追いやられるマクドナルドの店舗もマンハッタンにはありますが、それにしても売り上げ上昇で、従業員の賃金も上昇とは、なかなか心温まる、そして従業員には懐が温まるニュースでした。