京都西京区に点在する“ド級衝撃の旨すぎラーメン”あれこれ5選

  by 丸野裕行  Tags :  

どうもライターの丸野裕行です。

前回は、京都中京区に点在する「超旨すぎる京都ラーメン」の名店5選を思いっきりご紹介した《京都ラーメンシリーズ》。今回も、関西圏をメインに、数えきれないほどあるラーメン店を食べ歩いて、雑誌や書籍、ポータルサイトで活躍しているグルメライターさんにご教授いただいた、京都桂離宮のある風光明媚な西京区にある“超旨ラーメン店”を5軒ご紹介いたしましょう!

連載:京都ラーメンシリーズ
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筆者も実際に食べに行った「店主のこだわりあふれる一杯を食べさせてくれる“超旨”京都ラーメン店」の数々、あなた自身が実際に食べに行っているような熱視線でお楽しみください!

でははじめてみましょう!

山田車塚町 『ラーメン一陽』

メニューはシンプルな醤油と塩の2種類。数々のつけ麺やまぜそばなどのオリジナルメニューが多々あるようですね。しかし、やはり食べるべきは、シンプルに≪醤油味玉チャーシューメン≫。眼前に現れたラーメンは、かなり濃そうなスープ。

ですが、ひとくちスープを啜ってみるとそこまでのクセは感じませんでした。でも、まぁ塩気は強めですね。しかしこの塩気がモチっとした麺にしっかりと絡み、うまい。味玉と厚切りチャーシューのバランスもいいでしょう。

九州人が好みそうな旨みの強いラーメンなので、京都人にはちょっと強いのかもしれませんね。辛みの強いラーメンも試してみましたが、パンチがあっていいですね。

店名:『ラーメン一陽』
住所:京都市西京区山田車塚町6-1 フォレクレール1F
TEL:075-392-5657
営業時間:[月・水~日]11:00~14:30 17:30~24:00 [火]11:00~14:30
定休日:年中無休

下津林六反田 『中華そば専門店 珍龍』

京都ラーメンらしい、背脂チャッチャ系の超うまいラーメンがここの≪中華そば≫です。麺カタがオススメ!

座席に座って瞬く間に着丼。ネギとチャーシュー、メンマがたんまりとのっかっている濁りが強めの醤油スープ。2代目からは、鶏ガラだけでなく豚骨もスープに加えられるようになったというのが、「頑張ろう」としている息子さんの努力のたまもの。泣かせるじゃないですか!

スープをひと啜り、この風味はなんとも“THEラーメン”という感じがします。コクのある醤油スープに絡むのは、加水低めの中細ストレート麺。それがよく絡むんですね。しっかりと小麦の風味も感じられますし、なにより啜りこんだときののど越しがいい。旨味がしっかりとしているし、飽きのこない味ですね。

豚バラチャーシューが複数枚入っていて、そこからの肉の旨みが滲み出る! 珍龍さんの味、しっかりと継承されています!

店名:『中華そば専門店 珍龍』
住所:京都市西京区下津林六反田4-9
TEL:不明
営業時間:11:30~14:30/18:00~24:00(L.O.23:45)
定休日:月曜日

洛西口 『らぅめん凡蔵屋 洛西口店』

洛西口駅近くで、あっさりラーメンが食べたいならココ。時たま、澄んだスープのシンプルなラーメンが食べたくなりませんか? あっさり〆たいときには駅前はありがたいし、正直、ちょっと一杯ひっかけてからの方が合うラーメンかもしれない。≪醤油らぅめん≫は、ネギ多めのもやし入りというシンプルなラーメンです。

透明感のあるスープの表面に油がキラリと浮かびます。スープといえば、鶏ガラと豚の香りが程よく感じられて非常にまろやか。そのスープがストレート麺と混然一体になっています。2枚のチャーシューや海苔の風味が、東京ラーメンっぽい。

第一旭のようなあっさり系が好きなあなたにはオススメなのではないでしょうか?

店名:『らぅめん凡蔵屋 洛西口店』
住所:京都市西京区川島六ノ坪町63-8 バンブーシュート洛西口2 1F
TEL:075-392-8581
営業時間:11:00~14:30 18:00~24:00
定休日:年中無休

大枝東長町 『ラーメン大ちゃん』

広い店内で、カウンターだけでなくテーブル席も複数あるので、家族で来店。ラーメンのメニューといえば、醤油ラーメンと味噌ラーメンの2種類があるんだけど、やっぱり我が家は醤油ラーメン一択です。豚骨が効いているラーメンは、やはりシンプルな第一旭系ですね。でも、それよりもコクがある感じ。

どちらかというと右京区の『大輝』のコクに近いのかもしれない。濃い目の醤油にあらびきの胡椒がふってあって、スープがよく締まっています。麺はスープにピッタリの中細ストレート麺。

チャーシューは薄切りで、麺と一緒に啜りこむとピッタリです。ライスと一緒に合わせて食べるといいのかもしれませんね!

店名:『ラーメン大ちゃん』
住所:京都市西京区大枝東長町1-418 ヴィラステージ豊田 1F
TEL:075-335-2787
営業時間:月~金11:30~14:00(LO)17:00~23:30(LO)
定休日:日曜日

上桂前田町 『東東』

カウンター席のみというのがシブい店。スタッフさんはいなくて、大将だけでお店を仕切っておられます。メニューとしては、醤油中華そば&味噌中華そばで、今回注文したのは≪醤油チャーシュー麺≫。

いかにも中華な丼に褐色の鶏ガラ豚骨醤油スープが注がれ、ストレートの中細麺、ネギ、もやし、メンマ、チャーシューと昔ながらの京都ラーメンを思わせます。強めの味かなと思いきや、ぐっと優しい塩気。

麺カタにしておいてよかったと思うような柔らかさのラーメンには、懐かしさすら感じます。なんだか、父親と食べた夜鳴きそばのような哀愁すら感じてしまいました。別注のから揚げがパンチがあっていいですね。

店名:『東東』
住所:京都市西京区上桂前田町9
TEL:075-392-5992
営業時間:11:30~翌0:00
定休日:月曜日

京都西京区といえば、洛西ニュータウンもあり、中心部からは“陸の孤島呼ばわり”をされる地域です。しかし様々な飲食店が集い、ある意味“満腹天国”といっても過言ではないほど、食の満足度の高いエリアです。周辺にある右京区や南区とは一線を画す、こだわりを感じる西京区の京都ラーメン。あなたもぜひ観光の際には車で向かってみてください!

この京都ラーメンシリーズ、こだわりの味がたくさんあり過ぎて、まったく紹介しきれません!
次回もさらに私が暮らす京都の「ごっつ旨!」なラーメン店をご紹介したいと思います。

※各店とも新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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