ニューヨーク時間朝、テレビは5チャンネル。いつもと違うテレビ局のニュースを見ていました。ジャスティン・ビーバーが cannabis のラインを始めた の文字を目にして驚きました。cannabis(カナビス)って麻薬のマリファナのことなのです。
早速、ググって詳細を調べようとすると、芸能週刊誌の『ピープルマガジン』の記事を見つけました。読み前に、ジャスティン・ビーバーはカナダ人の筈だったなと、こちらは日本語で検索すると、アララ、アラ、日本の記事で既にジャスティン・ビーバーが書かれているではないですか。
結局、ニューヨークに暮していても情報はもう今の時代、時差なしなんですね。あまり、ニューヨークから発信する意味はないような一抹の寂しさも感じたりして….
とりあえずピープルマガジンの記事の原文と、訳を以下記しますね。
Justin Bieber is branching out into the cannabis market.
The 27-year-old singer has partnered with Los Angeles, California-based company Palms on a line of pre-roll joints called Peaches.
Peaches is a nod to his single of the same name, released earlier this year, off his sixth studio album, Justice.
ジャスティンビーバーは大麻市場に進出しています。27歳の歌手は、カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とする会社Palmsと、Peachesと呼ばれるプレロールジョイント(大麻の種類のようで、ジョイントと言うのは大麻を煙草のように巻いて吸える状態にしたもの)提携しています。ピーチズは、彼の6番目のスタジオアルバムであるジャスティスから今年初めにリリースされた同名の彼のシングルのタイトルです。
このニュースはアメリカが更に堕落していく大きな要素になると思います。カナダ国籍のジャスティン・ビーバーには大麻ビジネスをアメリカではして欲しくないですね。
先月のニューヨークポストの記事に、ファッションアベニューと呼ばれるタイムススクエアー近くの7番街の治安悪化のニュースが写真入りであり、昼日中から違法薬物摂取の人たちがラリッている姿の写真を複数見ました。その辺りは元から治安の良い地域ではありませんでした。しかし、それにしてもヒドイです。
たまたま、そのファッションアベニューを通ったのですが、驚いたのはニューヨークも今年の春から一定量ならマリファナは合法になったのですが、ファッションアベニューにある多くの主にレストランやピザ屋、デリ、等の食事に関連した店舗が立ち並ぶ中、緑を全体に押し出した看板に、それがマリファナを売っている店舗であるのに心底驚きました。因みに一定量のマリファナが合法化されたので、ニューヨークに於いてはマリファナは合法です。先述の違法薬物を摂取している人たちは、コカイン等を指します。
規制を緩めるのは感心しません。ニューヨークは麻薬を合法化することで州が潤うとのことですが、それを推進した前クオモ大統領は、セクハラを恒常的に、長年にわたって加害者であったため、罷免される前に自ら辞職しましたが、こんな知事の置き土産は更にニューヨーク州を堕落させます。
日本から観光にお越しになる皆さま、いくらニューヨーク州で合法化されたと言っても、マリファナなどは喫煙なさらないようにくれぐれもお願いしたいですね。